逃れられない
「捕まえた。」と言う声が聞こえたと同時に、ぎゅっと私の体は抱きしめられた。
もう、逃れられない。
だけれども、あったかくて心地よい。
ずっとここに居たいと感じる。
また明日
「また明日ね!」
そんな呑気な声が聞こえた。
…そんなことを言っているけれど、本当に明日が来ることは確定しているの?
いつ死ぬかも分からないのに?
[追記:私ごとですみませんが書く習慣で♡1000突破ありがとうございます!
これからも是非気軽に私の投稿を見てくださると嬉しいです!]
透明
言葉も出ない出ないような声が確かに響いてたんです
今も嫌い嫌いなんて言葉近すぎて聞こえないや
もう痛い痛い容体唄も色もまだ六十八夜の
そうこれでお別れなんだ
僕が君に送る
響く夜空に溶ける透明哀歌
(透明エレジー N_buna より引用)
この曲はとっても切なく感動する曲だ。
繊細だが、どこか力強さを感じるような曲で素敵。
理想のあなた
「理想のあなたはどんな姿ですか?」
勿論このようなことを聞かれたら、プラスのイメージがある理想像を言うだろう。
でも、私は違う。
…私は誰かを蹴落とせるぐらい強い奴になりたい。
だって、世の中は自分を大事にできる奴が勝って、他人にペコペコしている奴がしんどい思いをする。
だから、1人でも生きていける奴になる。
それが理想。
突然の別れ
「ーーい…今まで…ありがとう。」
これが、あの子から発せられた最期の言葉だった。
つい、最近まで旅行や遊びに一緒に出掛けていたのに…
どうして?
半年前に、あの子の体調が優れないことが多くてあの子と一緒に病院に検査に行った。
…そうしたら、もう治療ができないくらい癌が進行していたらしい。
余命は、半年。
長くて、一年弱。
そう言われた。
…そんなことを言われても君はいつも通り明るく僕の前では振る舞ってくれてたよね。
ほんとは平気じゃないくらい怖かったり、不安だったりするはずなのに。
本当に、突然の別れだった。
どうして?
なんで?
あの子は何も悪いことなんてしていないのに…
あの子と変われるぐらいなら、変わってやりたい。
…こんな言葉が毎日毎日のように頭の中で流れ続けていた。
そして、あの子がいなくなってから、今もずっとだ。
…ずっと、しつこいぐらいに流れてくる。