突然の別れ
「ーーい…今まで…ありがとう。」
これが、あの子から発せられた最期の言葉だった。
つい、最近まで旅行や遊びに一緒に出掛けていたのに…
どうして?
半年前に、あの子の体調が優れないことが多くてあの子と一緒に病院に検査に行った。
…そうしたら、もう治療ができないくらい癌が進行していたらしい。
余命は、半年。
長くて、一年弱。
そう言われた。
…そんなことを言われても君はいつも通り明るく僕の前では振る舞ってくれてたよね。
ほんとは平気じゃないくらい怖かったり、不安だったりするはずなのに。
本当に、突然の別れだった。
どうして?
なんで?
あの子は何も悪いことなんてしていないのに…
あの子と変われるぐらいなら、変わってやりたい。
…こんな言葉が毎日毎日のように頭の中で流れ続けていた。
そして、あの子がいなくなってから、今もずっとだ。
…ずっと、しつこいぐらいに流れてくる。
恋物語
これは甘酸っぱくてほろ苦くて、淡い恋物語…なんてものじゃない。
大好きと大嫌いの渦の中、泥の中なんとか生きていくだけの物語だ。
…とても見ていたいものじゃないし、見たくないものだ。
真夜中
真夜中の中にずっといたい。
…もう何も見ていたくない。
愛さえあればなんでもできる?
「愛さえあればなんでもできる?
ふざけんなよ!!
そんな綺麗事で世の中回ってないんだよ!!
いい加減夢見がちなこと言ってないで、現実を見て生きていったらどうなの!?」
君から伝えられた言葉は、僕の胸にザクザクと矢が刺さったように痛かった。
…確かに、君の言う通りかもしれない。
でも、愛するものや人がいることで頑張って生きている人もいるんだよ。
そういう綺麗なことを大事にしていきたいんだよ。
後悔
後悔は死ぬほどしてる その分だけ快感を呼び覚ます
狂いだした私を止めて 一瞬でラクにしてよ
(紫蝶々 feat. 鏡音リン のりぴーより 引用)
この曲はボカロであり、大人っぽい恋の曲である。
なんというか…セフレ関係の曲で、どろどろで切なくてしょうがない曲である。
聞いていて、本当に癖になる。