3/1/2024, 10:05:43 AM
やっと殺せた。あんたのことを。
もの言わぬ死体になったあんたは、自由になれたか?
なあ。返事してくれよ。
矛盾から意識を遠ざけて、俺を照らす夕日に目を細めた。
2/29/2024, 10:04:25 AM
どこにも着かない列車に乗っている。
終着駅はない。終わらない旅路。
私は、電車の止め方が分からない。
ここには、私しかいないから、どうしようもない。
そこに突然、君が来た。
「あんたを助けに来た」と、彼は言う。
私は、君の手を取るのを躊躇っている。
2/28/2024, 10:09:10 AM
逃げている。全て放り投げて、私は逃げている。
職務を捨てた。責任を投げた。約束を破った。
そんな私に、何故か君はついて来ている。
「ねぇ、どこまで一緒にいてくれる?」
「どこまでも」
躊躇いなく答える君が、少し子供らしく見えた。
今の私は、大人じゃないから、君のことを遠ざけないんだ。
2/27/2024, 10:04:14 AM
逃げるのか?
自分に、そう問いかけた。
許さない。赦されない。そんなこと。
生まれたのが罪だった。生きていくのが罰だった。
君と話したことを思い出す。
「一緒に逃げよう」って。
2/26/2024, 10:19:56 AM
誰かが、私の悪口を言ってる気がする。
君か?
私は、そんなに他人に強い感情を向けられるような生き方はしてない。だから、犯人はひとりなんだよ。