初恋の日

出逢うだけで鼓動が聴こえる
毎日飽きずに目に入れて
友達と恋ばなに花を咲かせる
こんな恋はもうできない

明日世界が終わるなら

わたしはあなたに愛を唄う
あなたの人生が愛に包まれるように
人生の休暇で足りるだけの愛を
少しずつ少しでも多く唄い続ける

君と出逢って

出逢ったときに電流が走る
そんな人と出逢えた

私に足りないものをあなたは持っていて
あなたに足りないものを私が持っている
二人でひとつの生命体

喧嘩も仲直りも同じ数だけして
とりあえず10年後も一緒にと約束する

耳を澄ますと

耳を澄ませば音色
普段は雑音

目を凝らせば羅列
普段は混沌

手を触れれば相違
普段は同然

私たちは何も気付かない

二人だけの秘密

「ねえ、聞いてる？」
私がそう聞くと
「聞いてるよ」と君は答える。

私の手にはきらりと光る指輪
誰にも知られてはいけないこの関係
でも、この関係が私たちを私たちにしている