鐘の音で浮かぶのがmetallicaのfor whom the bell tolls。
あのイントロのギターの音がかっこいい。
しかもソロが無いからギター初心者でも挑戦しやすい。
ギターを初めた頃、すぐに弾けるようになった。
その後ライブ映像を見た。
古い映像だけど、皆かっこいい。
そしてついにイントロ。
が、ここで驚く。
なんとそのイントロの音を出しているのはベース!
初めてベースでもこんな風に弾く人がいるんだと思った。
飽き性だけど、たまにものすごくいろんな事に興味が湧くことがある。
だけどやはりいつものように飽きてしまう。
何かしている時、頭が冴えないのがいつも通りなのに、たまにすごく調子の良い時がある。
僕の頭の中は昭和のブラウン管テレビ。
ダイヤル式のチャンネルのあれ。
基本的に常に砂嵐状態。
だけど昔のテレビは調子が悪いと、叩いて接触不良を強制的に直す。
すると鮮やかな映像が流れる。
その鮮やかさが僕にも一時的に映し出されて、調子が良い、興味が出る、なんて状態になる。
つまらないことでも、意義を感じる。
興味がある事に熱中して、それしか頭に無い時ってわくわくしたり、楽しかったりする。
でも必ず冷めてしまう。
例えば何か欲しい商品があって、ネットで購入して、宅配業者が持ってきたのを受け取った頃には、もう冷めている。
ちょっと前までの興味の勢いはどこに行ってしまったのか。
飽き性ってのは、人生で色々と損をしていると思う。
日誌安く冷めやすいとも言う。
一つの事をこつこつとやり続けて、何か達成したり作り上げる人が羨ましい。
ずっとそこから覚めない=目が覚めない
僕のような飽き性の目が覚めるまでに、その時間が永遠になるようだったらいいのに。
20代前半の頃、マイコプラズマ肺炎になった。
初めての入院。
看護師さんに、今は部屋が空いてないからおじいさんだらけの所でも良いかと聞かれ、辛いから何でも良いので大丈夫ですと答えた。
その病室は癖の強い爺さんがいた。
たーすけてー、ヘビの皮と言う爺さん。
まいったなあとも言っていた。
おい兄ちゃんと声をかけてくる爺さんもいる。
こちらは呼吸すらままならないの、わからんのか。
当然お風呂に入れないから、温かいおしぼりみたいので顔や体を拭く。
看護師さんから2枚渡されて、こちらはおしも用ですと言われて、意味がわからなかった。
とりあえず間違いないのは、そのおしも用ので顔を拭いてしまった事。
なんか変な臭いした。
ぐったりしながら夜テレビを見る。
上手く動けなくて、テレビの画面との距離が近い。
その当時、TBSのドラマで仁-JIN-が放送していた。
ドラマが終わる前に、幼児態腫瘍が画面いっぱいに映り、目を明けるのを見て怯えた。
退院しても体調はしばらくすぐれず、体重も8kg落ちた。
大体普段通りになってきて、当時やっていたバンドのメンバーに退院したと連絡したら、悪い、バンド解散したと告げられた。
入院ってするもんじゃないな。