街の明かり

街の明かりが落ちる頃、柔い光を放つ月が顔を出す。

日々家

七夕

祭りの匂いにつられてアーケード街に入ると入口で短冊を渡された。「なんでもいいんだよこういうのは！」と明るい笑顔で言われたが、本当の願いなんて短冊に書けはしなかった。無難な願いを書いて笹に吊るし、チョコバナナとお好み焼きを買ってひとりで人の波を抜け出した。

日々家

友だちの思い出

言葉は交わせなくても、どんな時も一緒に居てくれた君は僕の友だち。

日々家

星空

焼き立ての星型のクッキーを、夜を映したようなお皿に散りばめてできた小さな星空。

日々家

神様だけが知っている

みんなの願いを神様だけが知っている。それがこの先叶うかどうかも神様だけが知っている。

日々家