8/21/2025, 3:34:41 PM
君と飛び立つ
君と飛び立とうと思ったんだ。君と飛び立ちたかったんだ。
同じ制服を着た中学生が下校する。一階下の窓越しに下級生と目があう。運動部が走り去る。私と君はそんな何分間を、窓の少し外で過ごしたんだ。結局なにも成せなくて、それから、君はゆっくりと時間をかけて瓦解していったね。
綺麗で美しい空を見る度思うよ。あの時、下ではなくて、空を見ればよかった。そうしたら、きっと飛びたてたような気がする。
もう君の姿は無いけれど、もう一度がある時は、かつて君がいた私で、空を見ながら飛ぼうと思う。
8/20/2025, 12:34:35 AM
なぜ泣くの?と聞かれたから
泣こうとするその算段に嫌気が差して、なぜ泣くの?と思いやりも無く問いかけた。返事といった返事は無くて、ただ戸惑いの作業音が聞こえてくる。
泣かないようにするその算段に、嫌気が差しているような気がしなくもないから、聞いてみた。返事は無くて、ただ空しい気がしたけど、今となっては、もう、よくわからない。
もし、もしも、そういった時がきたのなら、今度は目一杯の暖かさで、なぜ泣きたかったの?と過去を歩きたい。
8/19/2025, 4:48:19 AM
足音
瓦解する音が大きくなっていく。
7/31/2025, 10:41:52 AM
眩しくて
長く重く歪んで思えたあの廊下。
上手いこと息ができない身体。
涙で視界をぐちゃぐちゃにさせて躓きながら駆け降りた階段。
あの時にしか感じない自由。解放。
自分がよく分からないまま駆けた校舎。
社会との鬼ごっこ。
私の夢。
先天性の致命的な欠陥。