11/2/2025, 10:25:28 AM
〆るのに失敗したから
三角紙のなかのそれはひしゃげている
ご存知でしょうに
11/1/2025, 1:03:48 PM
朝、目を覚ますと湯たんぽがまだあたたかく
肩まで引き上げた毛布がうれしい。
眼前に垂れた髪をかきあげると、
表面が冷え切っているのに気づく。
横たえた頭のかたちに沿って流れる髪を
手のひらで撫でるとおもしろいくらいに冷たい。
そういう朝が冬の間、幾度かやってくるのを知っている。
10/25/2025, 12:43:37 PM
添わせた手のひらに伝わる
骨の硬さとかすかな拍動
見えない羽根が心臓に呼応して
そうだとわからないくらい
小さく揺れるのを想像する
肩甲骨はなごりなんだって
読んだことないけど
10/22/2025, 1:25:40 PM
皆に吹き付ける肌寒い風が
自分だけ通り過ぎていると気付いたとき
おばけは自分がおばけだと悟った
秋風にさらされるまでもなく冷えたからだには
ぬくもりの種火すらなかった
10/22/2025, 1:01:05 AM
「あっ今日だ」と思った
何がどうというわけでもなくそう思った
娘のやわすぎる髪を編んでいるときも
国道沿いを走らせているときも
誘導灯をぐるぐる回しているときも
それは強く あった
しかしそのままに一日が終わり
ただ予感だけが強い香りのように
生活へ撒かれ溶けただけだった