だめな子だ。何も出来ない。
何も出来なさに名前がついて心底ホッとした。
この世界で生きるのは難しい。難しすぎる。
難しいを超えた、できる領域に行って明日を繰り返し作って消費して。そうやって生きていけたらいいのにな。
私は君の天使になれるひとの心は、きっとスタバのベンティーサイズ あなたを全て受け入れられるの
私は、天使になれないからトールサイズを選ぶの
私がつまんないって思った世界から連れ出してくれた
ヒビ割れた液晶画面
嬉しかった
だから、いつか君を私の全てを使ってでも幸せにするよ
まだ、器のサイズはトールだけど 天使になれないけど
枕を濡らす月も照らさない夜に
私の部屋にだけカーテンが開かない嘘の夜みたいな朝に
君と泣いて強くなり続けようね
自分のことを可愛いって思えない。
けど、言う。
かわいい。私ほんとに最高。すき。って。
安定した情緒なんか持っていない。
自傷する日もあるし、私がオンリーワンなのに。私は素敵なのに。と思う日もある。
精神はいつも上がりすぎたり下がりすぎたり、わからない。文に書き起こしている時点で今が嫌なのだろう。明日は、きっと寝る
私だって普通の青春がしたかった。
いつか、私は私の青春を好きになれるだろうか。
頑張って単位を取って卒業した。
いつもいつも傷ついて、学校で吐いた日も家で泣きながら足を切った日も薬を飲んでも寝れなかった日も。
絶対に、頑張っていた。でも、好きになれない。
こんなつまんない青春選んだのは私。
楽しめなかったのは私。
全部わかってる。
悲しい苦しい悔しい。
ぐるぐると混ざる。
コーヒーでも紅茶でも入れた砂糖がミルクがぐるぐると混ざって溶ける。味に変化が出る。
嫌な気持ちもきっと嫌だと思う度に混ぜる手を止めることが出来ないのだろう。
それでも、私が少し変化するなら嫌な思い出もほんの少しいいのかもしれない。