早朝、僕のスマホがなった。
1件のLINEの通知。
その相手を見た僕は震えと涙が止まらなかった。
LINEを送ってきたのは昨日亡くなったはずの彼女だった。
内容は
『今まで幸せにしてくれてありがとう。
約束守れなくてごめんなさい。
幸せになってね。さようなら。』だった。
僕も幸せだった。
すぐに前を向くなんてできない。
でも、君のお願いなら、君がそう望むのなら
僕は幸せになるよ。
こちらこそ、今までありがとう。
愛しているよ。今までもこれからも、ずっと。


【1件のLINE】


#77

目が覚めると見覚えのない場所
隣には見覚えのない子が居た。
頭がガンガンして昨日の飲み会の途中から
記憶が無い。

やらかしてしまった…。

そう思ってすぐ外に出た。
会社に行くと新人が来た。
その子がまさに朝隣で寝てた子だった。
そして、教育係としてその子を任された。
気まづすぎる。
だけど、それは時間が解決してくれた。
今となっては自慢の後輩だ。
大きな仕事も難なくこなしていく。
そんな彼に僕は惹かれていった。
だけど、その気持ちは抑えなくてはならないと我慢した。

ある日彼から相談があるとご飯に誘われた。
なんだろう…仕事で困ったことでもあるのかなと
僕は心配しつつ待ち合わせ場所に向かった。
そしたら、彼は顔を真っ赤にしながら僕に向かって
『先輩が好きです！ずっと前から…あの日から…。』
と言った。

僕は嬉しさのあまり涙が止まらなかった。
この気持ちはあの時の始まりは間違いじゃなかったと。

これからは自慢の後輩ってだけではなく、
自慢の彼氏としていてくれる。
ずっと一緒。これからもずっと。

【目が覚めると】


#76

僕の努力を君は一言で握り潰す。
君にとってダメ出しは
努力を見せられたら言うのが当たり前かもしれない。

その〝君の〟当たり前を押し付けないで欲しい。

僕は君とは逆で努力を見せられたら褒める。
それが僕の当たり前だから。
僕は押し付けるつもりは無いけど、
君も押し付けないで欲しい。

〝当たり前〟の価値観は人それぞれなんだから
押し付けるもんじゃない。

【私の当たり前】


#75

ここは暗くて寂しい。
少し行ったところには街の明かりが見える。

そこまで距離はないはずなのに
僕には遠く感じる。


【街の明かり】


#74

皆は七夕何をお願いする？

僕は誰もが自分らしく生きれる世界を望むよ。

セクシャルに関してもそうだけど、
この時代差別が多いし、自分を隠さないと
生きていけないから。

【七夕】

#73