「良いお年を」
気がつくともう時計は20時を指していた。
たまたま365日という日数で一年が限られており、
その終わりが今日に当たるというだけの話なのに、
感慨深い。
近頃、このことを私は不思議に思う。
さぁ、来年の自分はどうなっているのだろう。
後悔しないように生きたい。
来年も良いお年をおくれますように。
「1年間を振り返る」
今年はどんな一年だったか、一言で表すならば
経験だと思う。
学祭のリーダーをして、異性同性の同級生に指示やお願
いをしたり、計画性をしたりさまざまなことを経験した
バイトではバイトリーダーになり、先輩後輩への指示だ
しや、自分が企画したことが実際現場で使われるように
なることの達成感や嬉しさ、人を動かすにはどうすれば
よいかを肌身で感じ、もがいて格闘した一年だった。
また、旅行では沖縄・台湾に行き旅行を楽しんだ。
趣味のKPOPでは5回もライブに行けた。
サークルの飲みが増えてさまざまな恋愛観を学ぶことが
できた。
一時期は本当に苦しかったが本当に楽しい一年だった。
終わるのは悲しいけど来年も濃い一年にしてやる。
「みかん」
皮を剥くのに精一杯だったのに今は簡単に剥ける
みかんを片手にこたつでおしゃべりしてたのに
今は一人で食べている
わたしも大きくなったのだな
みかんを見ては幼い頃を懐古する
戻れるならば、戻りたい。
変わってしまった私と変わらないみかん
今日のみかんは酸っぱいな。
「冬休み」
僕にとっては大仕事。
僕の吐息で世界を銀世界に変え、
僕のくしゃみで雪を降らせる。
動物たちを寝かしつけたと思ったら白鳥たちが踊り出す
他のみんなは休憩なのに僕だけやることいっぱいだ。
僕の名前は冬休み。
「手ぶくろ」
今年も君に包まれる季節が来た。
君は僕の手に抱きつきたくてうずうずしているだろう。
だが、天気はなかなか君をタンスから出させてくれない
天気ってのは意地悪なやつだと君はつぶやく。
あぁ、春が来てしまった。
君はメソメソ泣いてタンスに戻って行った。
めぐるめく季節の中でまたいつか会おう。