もっと知りたい
今日、卒業を迎えた。
皆で泣いて、笑って、とうとう終わった3年間。
アルバムに、寄せ書きをもらって、卒部式をして。
生徒会の子たちにも、ありがとうと伝えて。
幕を閉じた3年間。
俺は、同級生を知ろうとしなかった。
ただ、同じクラスにいるだけの同じ年の人たち。
隣の席にいる子を、話しかけてくれる子を、
騒いでいた男子たちを、俺は知ろうとしなかった。
卒業した今、“もっと知りたい”なんて遅いのに。
平穏な日常
朝、起きて歯を磨く。
朝ご飯を食べて、身支度をする。
学校に行って、みんなに「おはよう」と言う。
学校から、みんなに「また明日」と言って帰ってくる。
家族みんなで、夜ご飯を食べる。
音楽を聴きながら、勉強をする。
外に出て、星座を見てみる。
布団に入って寝る。
これが、俺の“平穏な日常”。
愛と平和
愛とは、なにか。平和とは、なにか。
そう聞かれるとすぐには答えられる自信がない。
簡単に定められない。
神に聞かないと分からないレベルだ。
だからこそ、人はそれを求めるのではないだろうか。
定められていない、定義されていない“愛と平和”を。
過ぎ去った日々
昨年、ふと自分の人生を振り返ったことがある。
詳しくなんて覚えていないけれど。
あぁ、つまんない人生を送ってきたなと思った。
昼まで寝て、ゲームして遊んで、スマホ見て。
少しは将来のために勉強すれば良かった、なんて。
動画なんかそんなに見て意味あったかな、なんて。
今更ながらにそんなことを、ひとりで思った。
やり直したいなぁ。今までもこれからも。
でも“過ぎ去った日々”は戻らない。
お金より大事なもの
映画やドラマでは、「金で買えないものがある」と
よく言われるが、果たしてそうだろうか。
今では何もかも技術が進み、都市を中心に発展が進む。
寿命が伸び、ロボットが話すようになった。
寿命はお金で買えないはずだ。
でも、お金を出し、治療を受ければ永く生きれる。
感情はお金で買えないはずだ。
でも、お金を出し、AIと話せば喜怒哀楽がうまれる。
命はお金で買えないはずだ。
でも、お金をだし、体外受精をすれば命を授かれる。
こんなことができる“お金より大事なもの”は何なのか。
その何かを、人は持っているはずである。