4/16/2025, 10:58:47 AM
遠くから汽車がやってきました
大きな音を立てて、
だんだん近づいてきます
ものすごい迫力に、野花はざわめき
鳥は飛び立って、少し離れた木から見守っています
そのうち、汽車は遠ざかり
またいつもの静寂が訪れるのでした
4/15/2025, 1:27:03 PM
春の恋は、坂を駆け上がっていくような恋だと思う
息切れしそうな坂を思いっきり駆け上がって
駆け上がって、駆け上がって
そこから先は、坂ではなく
ゆっくりとしたスロープかもしれないし
階段が続くかもしれない
いきなり下り坂になっているかも、、
とにかく春の恋は先の見えない
急な坂道なのだ
4/14/2025, 10:54:22 AM
社会人のわたし、
人生のロールモデルを探してるのだが
なかなかみつからない。
幼稚園生のときはプリキュアに憧れ
小学生でアイドルに憧れ
中学生では可愛い高校生に憧れ
高校生では自由な大学生を夢見た
社会人になると、
妥協という言葉がついて回るせいで
嫌になっちゃう
最終的に自分の親みたいになれたら
いいのかな、って。
電車にゆらゆら揺られながら考えていたら
最寄り駅についた
4/13/2025, 10:51:16 AM
私たちの日常生活は様々な「もの」で溢れている。
そのなかでも、特にいちばん
芸術的だと思うのが、トイレットペーパーだ
トイレットペーパーの
肌を傷つけないようにされた
繊細でしなやかな柔らかさと、
絶妙なしっかりとした吸水力は、すごいなと思う
うなだれながら涙こぼれた夜も、
はじまりの朝も、ひらりとした軽やかさに
思わぬところで癒されている
もういっそのこと春の季語に仲間入りしても
十分なくらいだと思うのだ
4/12/2025, 1:03:44 PM
久しぶりに学生時代通った道を歩いたら
もうすっかり変わっていた
何もかも違う。
何が変わって何が残っているのかもわからないくらい
記憶の中の道とまるっきり違うせいで
迷子にもなりかけた、
なんだか、自分がほんとうに通っていたのかも
怪しくなってきて
過去に遡るなんてろくなことないな、と思った。