3/25/2025, 10:11:10 AM
記憶違いの記憶をたどって
ありもしないパラレルワールドを
過去と信じ込む春の病
3/24/2025, 11:33:19 AM
もう一度、のあとに続くのは
必ず肯定形で、明日への希望
どこかきらきら輝きをもって未来を照らす
もう二度と、のあとに続くのは
必ず否定形で、苦々しくて未来へ影を残す
過去への意味づけが
明日に、未来に、つながっている
3/23/2025, 10:35:29 AM
窓ガラスが曇っている
これじゃ外の景色が何も見えない
外は今、雨が降っているのか、止んだのか
はたまた、雪に変わったのか。
部屋には私一人だった。
一人きりで、昔のことを思いながら、
サボテンの手入れをしていた。
そのとき、ふと思い出した。
あのとき食べたアップルパイを。
窓ガラスに、一筋の涙のようにツーっと雨が垂れた。
3/22/2025, 11:26:44 AM
昔は振り返ってバイバイと言っていたけど
最近は振り返らなくなってしまった
大人になったわけではなく
むしろ、さみしさを受け入れられなくなってしまった
3/21/2025, 11:09:57 AM
お気に入りのワンピースを着て恋人と行った水族館
あのときはまだケンカも知らなくて
一緒に歩くのに慣れず、2、3歩後ろを歩いていた
少し離れた祖父母と一緒に家族で行ったレストラン
そのすぐ後に祖父がしゃべれなくなるなんて
思いもしなかった
あのとき交わした言葉たちが愛おしい
思い出したくてそこに訪れても
もう言葉は跡形もなく
新しい物語が紡がれていく
今ある言葉たちを思いっきり抱きしめて、
あの月のなかに閉じ込めておきたいのに