kotoha🪽‪

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8/21/2025, 5:45:47 PM

「もう間に合わないって」
いつも明るく、優しく笑いかけてくれた君の笑顔が今は涙でぐしゃぐしゃになっていた
深夜の2時「ねえ 今電話したい」
いつも通り唐突な君からの連絡
僕はそんないつも通りを呑気に思っていた電話の一言目、声が震えていた 、君の声で聞こえた言葉が脳に直接しがみついた「もう、間に合わない」
全てを悟った
君の笑顔のそばにいられること、君のそばで笑っていられること、君の笑顔も、涙も見れないこと
「そんな急に訪れるのかよ」
僕は心の中で叫んだ、自分を呪った、もっと前から彼女の異変に気づけたのではないか、もっと彼女の近くでできることがあったんじゃないか
電話越しの声が途絶えるまでそう時間はかからなかった
無気力な日々が続いた
いっその事、君に続こうと思った
寂しがり屋で甘えん坊な君の後を追うように、そしたらもう別れることはないのだから
でもなんだろう
「もう、なんでこっちに来たの!」
って頭で君の声が響いた、いつも君が怒るように涙を流しながら、僕の胸を力の入らない手でひたすら叩く姿まで頭によぎる
「この子の分まで生ききらないと彼女は許してくれない」
あの子はそういう子なのは僕自身がわかっていることじゃないか
バカだな、僕は
「君と飛び立つ」
No.2

8/15/2025, 11:03:01 AM

いつの間にか机の上にはスマホを置くようになった
通知がなる度にスマホを除くようになってしまった
それも隣の席になった;あいつ;のせいなのだ
勉強の邪魔をしてくるあいつからのメッセージで無駄に心臓を爆発させ、無駄に考えてしまう
あなたが好きだということを

「!マークじゃ足りない感情」
No.1