風に身をまかせて歩いてみる
自分の体が自分じゃないみたいに動く感覚
風に身をまかせて走ってみる
ぐんぐん進んでいくこの体 どこまで行くのだろう
風に身をまかせて歌ってみる
私の周りは秘密の花園 動物たちが寄ってくる
風に身をまかせて眠る
静けさの中に吹く風はきっとこの世界の贈り物
「赤、橙、黄、緑、青、藍、紫」
カラフルといったら虹色。
「ぼくらはいつも迷っている。どれがほんとの色だかわからなくて。どれが自分の色だかわからなくて。」
カラフルといったら森絵都さんの『カラフル』。
色んな色に囲まれた世界にきっと誰しも1度は目が眩んで、直視出来なくなって、自分が惨めになってしまう日もある。
明るくてキラキラの黄色でいたいのに、気分が落ち込んじゃって黒色になっちゃう日だってある。
とびきり可愛く桃色でいたいのに、上手くいかなくて汚い茶色になっちゃうこともある。
貴方だけじゃないし、私だけでもない。みんなそんな日があったっていい。
自分の色を決めつけなくたっていい。誰もがなんの色にでもなれて輝けるんだから。
刹那とは、きわめて短い時間。瞬間。
春になり1つ学年が上がった。
自分が学生で居られる時間も僅かとなった。
青い春と書いてセイシュン。
人生の青春は学生時代のことだろうなと思う。
社会に出ることなんてまだまだ先だと思っていた。
でも気づけば自分も小学生、中学生からしたら立派な大人に見えるのだろうと思う。
かつて私が今の私の歳の人を見た時、大人だなあと思っていたように。
青春が終わらないでほしい。ずっとこうしていたい。
わたしにとって『刹那』の如く過ぎてしまうものはきっとこの青春時代。学生時代。
生きる意味なんてないと思う。
私たちはこの世に生まれてきた以上、死ぬまで生きるしかないのだから意味なんてないのだと思う。
でも私たちが生きていく中で、生きていよう、生きていこうと思えるためには、幸せになりたいという目的であり、最終願望が必要だと思う。幸せになりたいとみんな思うからみんな生きていける。
幸せをもう自分では求められないと思う時人は自ら死を選んでしまうのだと思う。