伊丹 心乃葉

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3/3/2024, 5:37:08 AM

たった1つの希望のためにペンを動かす。もしかしたらあの子に届くかもしれない。いや届かなくても書けばあの子に会える。会えなくても書く。天国に行くために。書かないと私はいってしまう。 でも何もしずいってしまったら、あの子に怒られてしまう。
「怒ならないでよ。」
お題『たったひとつの希望』

2/29/2024, 8:22:16 AM

不安を心に残して私はこの町をでた。遠くのあの街へ行くために、電車に乗った。車窓から空を覗くと私の心情と裏腹に、爽やかな天気だ。勝手に遠くのあの街に行って怒るだろうか。
「久しぶり。」
あの子は曇りの空のようにパッとしない顔をした。
お題『遠くのあの街』

2/25/2024, 10:08:12 AM

どんなに小さな命でも大きな命でも同じ命じゃないの。私の命は捨てられてよかったの。私の母親は、どうして私の命よりも私の父親を優先したの。また踏切の警告音がなる。あの時も。私はコインロッカーに入れられた。最後に見た母の顔は、女の顔だった。
お題『小さな命』

2/20/2024, 9:12:28 AM

私は若葉のように明るく初めてがいっぱい。これからが楽しみ。
私は青葉のように冷静な青で落ち着いた生活。これからも落ち着いた生活かな。
私は枯葉のように堕ちてゆく。今までの生活に戻りたい。
「私は木のように生きている。」
お題『枯葉』

2/19/2024, 8:46:24 AM

十一時五十九分。真夜中、くらい自分の部屋。気分は絶好調。頭痛薬を何十錠ものんだ。もうすぐ明日になる。私には明日は来ないだろう。
「今日にさよなら。グッド・バイ。」
お題『今日にさよなら』

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