いつもひとつだけ
ひとつだけにしておこう
そう思ってチョコレートの包みを開ける
なのに気がついたら残骸は3つ4つ5つ
ああ!、、、
何やってるんだ私よ
そうして罪悪感とともに膨れる見知らぬ腹
ひとつだけひとつだけ
ご褒美にひとつだけ
その言葉は真実かい
真実さ!私は言う
さあ
ひとつだけひとつだけ
チョコレートの包みを開ける
好きじゃないどころか嫌いなのに
君の夢を見る
夢の中の君は決まって優しくて
その場を離れたくないのに目が覚めて
起きても君は当たり前にいなくて
欲しているのは私だけ
いつもそわそわ
いるんじゃないか
すれ違ったりするんじゃないか
会えたりするんじゃないか
そんな想像膨らませて
いるわけないのにそわそわ
君は夢の中でだけ会えるのは
こんなこと無駄なのに
無意味なのに
好きなんかじゃないのに
君は特別な存在だ
後にも先にも君が
私は誤った
君を手放して
本当に
君は私を特別扱いしてくれた
私も君が特別だった
何においてもだ
なのに君を手放してしまった
私は情けない
今日も私だけが君を探し
求めている
特別な人
君に会いたい
ずっと隣で見ていたかった君の横顔
今日は君の誕生日だね
毎年祝ってきたけれど今年はとうとう伝えることすらできないね
寂しい気持ちで押しつぶされそうな私をどうか見つけないで
私は今日どんな顔をして一日を乗り越えるだろう
飲みたい気分じゃないのにお酒空けて一人で晩酌
こんなに虚しくさせる君は本当に罪
話したい会いたい
いつまでそんな気持ちを引きずるのだろう
ずっとずっと隣にいたかった
君が好きだよ
お金で買えるならとっくの昔に買ってるよ
買えないから悩んでしまうのさ
今日も今日とてどうしようかそれしか頭にない
どうするよ
早く返してくれないかな幼なじみよ
へっへっへっ歌っている場合か
すきだけど
そういうことでは無い頭は回っていない
ほらどうしたいんだい?
話しかけたいさ迷ってるよ今もずっと
どうにでもなれという気持ちとそうしていいのかい?という気持ちが入れ乱れてどうしようもないの
いつになったら受け入れられるものか
お金で解決したいものさ
私は馬鹿で愚かなんてものでは無い