何もいらない
あなた以外との思い出は何もいらない
あなたは私以外にも思い出がたくさんあるだろうけれど
私はいらない
私一途なのよ
知ってるでしょ?
重たいかな
というかもう諦めてって思ってるのかな
わからないな
どうなんだろう
私はあなたのこと理解するために色々調べたし本も読んだ
でもあなたは私を見てくれないの
どうも出来ないの
悲しいのね
あなたが私を愛してくれれば何もいらない
あなたとだけの思い出が私を癒すから
もしも未来を見れるなら
30年後とかかな
さすがに想像つかないから
私の現人生の倍以上過ごしてることになるね
どんな生活をしてどんな人が周りにいるのか
その歳で楽しめているのか
そうでないのか
そうでなかったら今のうちに楽しんでおこうと思える
心配だから今のうちに変わらないかもしれないけれど気をつけておこうと思える
直近だと悲しくなりそうだから恐くなりそうだから
30年後というなんとも言えない歳で思いつきもしない未来を見てみたいかな
無色の世界になったことはないけれど
無色のような世界になったことはある
よく恋をすると色がつくなんて言うけれど本当にそうみたい
フィルターが変わってしまうのね
いなくなったあの日はものすごく暗く感じたモノクロの世界のように
そんなことは無いのに何を見ても味気ない感じがした
今はその感覚はさすがにないけれど
あの日以来色がつくこともない
世界は単調だ
桜散るだとな
桜散るどころかまだ咲いてもいません
早く開花しないかなと心待ちにしております
やっぱりいつ見ても桜は綺麗です
早く咲かせないかなと近所の桜の木を眺めます
一向に蕾すらつけている様子がございません
なんなら今日は雪が降っておりました
どうなっているのでしょう
寒すぎて手がかじかみます
早く帰りたいです
ここではない、どこかで
私とそっくりな人が存在しているかもしれない
使っている言葉はもしかしたら違うかもだけど
私とそっくりなら意思の疎通できるかもだよね
私は私のそっくりさんと仲良くできるだろうか
ドッペルゲンガーに会うことは良くないらしい
でも自分のそっくりさんなんてとても気になる
どこか遠いところの私の知らない私みたいな人
想像してみて夢があるよねとっても面白いでしょ