たった1つの希望を言えば
会いたい
ただそれだけでいいんだ
なにか特別なことしてほしいわけでもないの
隣に来てほしいの
そりゃ欲を言えば触れたいとか触れられたいとか思わないわけでもないけれど
そんなことしなくてもいいから
顔が見られたら嬉しいのだけれど
いつになったらその希望を叶えてくれる
きっと時間が合わないとか言われるだろうな
あなたに相手が出来たら会えないじゃないか
最近欲深い
食べても食べても食べてもお腹が満足してくれない
ぐうぐう鳴るこのお腹
ご飯だけには飽き足らずデザートまで所望するこのお腹
おーい
もう食べないでおくれ
このままじゃどんどんまるくまるく
まんまるになっちゃうよ
最近欲深い
寝ても寝ても寝ても目が覚ましたがらない
くるくる視界がまわる
眠たくて二度寝を繰り返す
夜寝て気がついたら朝を通り越し昼を通り越し夜になっている
おーい
もう目を覚ましておくれ
このままじゃどんどんぼわぼわと
日付もわからなくなっちゃうよ
最近ほんとに欲深い
近くを散歩するのも楽しいし気分転換になる
でもたまには遠くの街を探検するのも楽しい
目的もなくただぐるぐる
私の知らない場所
私の日常にはない場所
ここには日常が広がっている
きっと何か変わることもない日常が
それを何となく肌で感じるのが楽しい
見たことない道
見たことない建物
ちょっと不安になるようなどきどき感が楽しい
今日も行ってきたの楽しかった
頭が働かなくなって
ぼーっとしてる時
なんだか心地よい
何も考えず
一点を見つめる
何を見る訳でもないが
ただじっと見つめる
その見つめた空間だけ
ぽっかり切り取られるようで
その世界に迷い込む
だんだんだんだん悲しくなって
いつの間にか涙がぽろり
だんだんだんだん虚しくなって
涙がぽろりぽろりぽろり
現実から目を背けたはずが
現実から逃れられないことを感じる瞬間
日曜日は君に会える日だった
お昼間の時間は私との時間だった
君は今何してるの
君は今誰といるの
君は今どこにいるの
こんなこと考えることなかったんだけどな
たまには私との日曜日思い出してくれたりするのかな
今日は日曜日
私は今ひとり