4/29/2024, 3:12:44 PM
『風に乗って』
やわらかな風が吹くのは春。貴方と別れた春。
好きだった。お互い好きなままだった。好きというその気持ち、それだけで一生一緒にいるには、この世界は厳しすぎた。
やわらかな風が吹くのは春。今でも貴方を思い出す。
このやさしい風に乗って、どうか私を拐って。
4/8/2024, 5:38:06 PM
『これからも、ずっと』
隣で生きていきたいと望む。
隣で生きていてほしいと願う。
あなたの幸せを喜び、あなたの痛みさえ抱えて。
できるだけ笑顔でいてほしくて、泣くのなら私の傍であってほしい。
嬉しかったことを伝えたくて、辛かったことを聞いてほしくて。どうでもいい話題を共有したくて。
これから先もずっと、私の明日にいてほしい。
目が覚めて横にあなたがいる、それだけで私は強くなれる。
3/28/2024, 8:53:23 AM
『My Heart』
胸の奥、頭の中、愛しい誰かのもと。やわらかいベッド、幼い頃の秘密基地、お気に入りの本。
私の心の分身。私の心の在る場所。
3/22/2024, 1:29:59 PM
『バカみたい』
望みのない人を好きになって。
叶うはずのない想いに振り回されて。
絶対ないって頭では分かっているのに、僅かな可能性に心は期待して。
ささいな一言、ふとした行動、そんなものにさえ一喜一憂を繰り返し。
自分の心くらい、自分で制御できればよかった。
3/20/2024, 4:02:22 PM
『夢が醒める前に』
私を抱き締めて、ほしい言葉をくれるのは、都合の良い幻の貴方。現実でないと分かっていても、縋るしかない私の必死さを、人は無様と笑うでしょうね。
滑稽で愚かしい私は今日も、まどろみの中に得られもしない貴方の幻想を描く。