輝き
俺の心の中の老人が輝きについて語り始めてくれた。
みんなそれぞれに電球を持っている。
それを輝かせるためにはより眩しく光らせることに一生懸命になるのではない。
輝かせるために大事なことはより暗い時間帯により暗い場所に行くことだ。
そうすると、お前なりの明るさでその場所で光輝くことができるだろう。
人生でどれだけ金を持つか、地位や名誉というのはとても大きな指標になるだろう。
でも、自分はそんなものいらないと思ってしまう。
自分が生きてて楽しい、俺、今めっちゃ輝けてる
俺らしいと思えてこそ最高の人生なのではないかと思う。
俺の心の老人の言うことに耳を傾けるなら
今の場所は明る過ぎる。
いっそ暗いところに行ってしまおうか。
時間よ止まれ
あぁ、自分は例えば事故で死ぬ間際
もっと生きてたいと思って愚かにも
「時間よ止まれ」
と唱えたりするのだろうか。
気づいていないだけでたぶん自分は幸せなのだろう。
でも、自分はそこまで生に対して執着できるだろうか。
愚かにもと書いてしまったが、人間である前に生物として
生に対して執着するのは当然であって、
「時間よ止まれ」
と死ぬ間際唱えたくなるような人生を
あぁ、送りたいなぁ。
君の声がする
君の声がする
人を信頼するということが希望であるなら
君の声がする方へ、
例え暗闇でも奥へと進もう。
もしその先に君がいるのなら
いつかこの真っ暗なトンネルから
出られるのだろうか。
ただ今は君が光だと信じて
歩いていくしかない。
と思った。
ありがとう
こんな自分でも工程表に自分の名前が書いてある。
自分に作業が割り振られている。
本当はそこに対して感謝して仕事をするべきではないだろうか。
仕事が嫌だろうが、ダルかろうが、面倒くさかろうが、
今日自分にも仕事を振ってくれたことに対して感謝しなければならないのではないだろうか。
今日も仕事があった。
ありがとう。