降り止まない雨

傘を開くのがあまり好きではなくて

けれどもどんなに高い確率で晴れである日も
私は傘を持ち歩いている

あの日も降り出した雨の中
傘を開く事はなく

走っているあの人と同じ雨の中にいる事の方が
嬉しかった

その雨は止んでしまったけれど


まぁ それとは違う話

降り止まない雨ほど不安をどんどん募らせる

自然はあらゆる手段で私達人間を不安にさせる
｢畏敬の念｣ という言葉を
今の若者達のどれくらいが知っているだろう

畏れるものが無いという事が
一番恐ろしい事だと気づいているだろうか

好きな人からのLINEの返信が来ない事よりも
ずっと怖いんだよ？

そう言ったら想像つくのかな？

などと考えてニヤリなり

あの頃の私へ


その結婚、やめとけっ！！！

笑笑笑

これしかないわぁーー！

逃れられない


朝起きると
｢あぁ、、今日も生きなくてはならない｣
そう思う

私は多分変だ

どうして私の残りの時間を｢生きたい｣と思っている人に
譲ってあげることが出来ないのだろう

そんなふうに思っていつものローテーションで生きる

私にとって自分を生きるということは
今や贅沢すぎるのだ

私は私をもう充分に生きた
多すぎる体験も充分にした

これ以上望む事も特になく
これまで以上に辛い体験にはもうあいたくはない

そんななのになぁ

いつつ ずれた
ふたつ ズレた
ひとつ ずれる
いつになったらピタリと揃うのだろう

ピタリと揃ったらその時は出来上がり
そしたら私は嬉しいの？

また明日