6/20/2024, 12:17:13 AM
濡れる左肩気にとめず
あの子に傘をさす
濡れる右頬気にしつつ
すぐさま戻るこの癖っ毛みたいな
感情に傘をさす
いまかいまかと晴れを待つ
哀々傘
6/18/2024, 11:24:11 PM
平日の朝と同じ重さの足枷。
ふわりと浮かぶチュールのスカート
6/18/2024, 6:36:32 AM
人々は僕に石を投げます。
それを投げ返したり落としたりすることも出来ずひたすら掴もうとしますが、僕の手は小さいので君の頭の上で落としてしまうのです。
その中のいくつかの尖った石は床で跳ね返り僕に刺さりますが、
僕らはこの分厚くなった指先の皮のようにそのたびに強くなっていくのでしょう。
6/15/2024, 10:27:39 AM
久しぶりに本を読んだ、通知が来ない。この紙一枚一枚に没頭できる感覚。海でいえば彼らは浅瀬のビーチではしゃぐ若者で、僕はといえばからにこもったヤドカリか。情報を遮断することでしか見えないできないことがあるのにこの本は気づかせてくれる。
6/14/2024, 11:47:58 AM
こんなものを書いてなんだが、言葉にすると薄れてしまう感覚はいつもある。
自分の中を100%表せる語彙力など求めてはいないが、言葉の宝探しの中で黄金を見つけられる探知機は欲しいものだな。