“時を告げる”
季節のはじまりに
耳をすませてごらん
何が聞こえる?
チュンチュン、さわさわ
ミーンミンミン、ざわざわ
リンリンリン、ひゅるひゅる
ザクザク、びゅーびゅー
ほら、季節の音楽隊が
素敵な音を奏でて
時を告げてくれているよ
“貝殻”
みんな違う形をしてる
みんな違う色をしてる
けどどれも綺麗だね
どれが1番なんて決められない
だってみんな輝いてるから
海の宝石みたいだね
みんな違う姿をしてる
みんな違う性格をしてる
けどみんな素敵だね
誰が1番なんて決められない
だってみんなきらめいてるから
僕たちは世界の宝石
“きらめき”
世界の何もかもが新しくて
新鮮で、楽しくて、知りたくて
目をきらめかせてたあの日の君は
一体どこに消えてしまったの?
やるべきこと、時間に追われ
効率化、合理化を目指し
周りが見えなくなってない?
興味心を失ってきらめきを失った目に
映る世界はきっととてもつまらない
周りをちゃんとみてごらん
小さな花が咲いてるね
空に虹がかかってるね
蝶々が飛んでるね
ほら、君の目がきらめいてるよ
“些細なことでも”
些細なことでも気になって
無駄に神経をすり減らす
そんな自分が嫌いなの?
些細なことに気づけるってすごいことなんだよ
助けを求めている誰かを見つけられる
誰かの命を救う能力を持っているの
けどきっと疲れやすくもあると思う
だから自然の中で心を落ち着ける
そんな時間もときには大切だよ
“心の灯火”
君の心の灯火はとても綺麗だね
そんな君にお願いがあるんだ
僕は心の灯火が消えてしまった人に
灯火を分ける旅をしているんだ
君にはその手伝いをして欲しい
と言っても
一緒に旅をしようと言うわけではないよ
そんな突然に見ず知らずの人と旅なんて
嫌だろうからさ
君の周りにも灯火が消えてしまった人が
目を凝らせばきっといるはずなんだ
だからその人に灯火を分けてほしい
僕からのお願い聞いてくれる?