~きらめき~
一瞬で消えるから
心惹かれる
そう、コレだ!って思ったのに
なんかやってる間に
忘れちゃったネタとか
ちょっと違うか…
~些細なことでも~
報・連・相!
言っても言わなくてもダメなことはある!
それでも、報・連・相!
~心の灯火~
ねこ動画見るとか
大盛頼むと着火される
敵に追い詰められたり
ライバルと共闘したり
黒幕が実は死んだはずの父だったりしても
あまり燃え上がったりしない
~開けないLINE~
ちょうど気になるところで
メッセージ内容が切れてる通知
気になるけど、ヤな予感がする…
~不完全な僕~
時間ある時、金がなし
金がある時、時間なし
金がある時って…、あるか?
~香水~
人の匂いはダメなものも多いが
猫の匂いは何でも良い!
~言葉はいらない、ただ~
モフらせてくれ
~突然の君の訪問。~
何も悪いことはない
ないが…
ちょっと片付けても良い?
いろいろと、ね
~雨に佇む~
ダンボールから君は見つめてきた
小さな体が雨に濡れていて
…
そんな出会いがあったら、ソッコー保護!
しかし、一度もない
~私の日記帳~
いつのやつ?
年始に買って2~3日で飽きたのとか
4月に買ったけど気づいたら12月で
諦めたのとか
いろいろあるよ
~向かい合わせ~
たまたま座った喫茶店の席
前の座席の人がこっち側向いて座ってる
なんとなく気まずい
~やるせない気持ち~
文才とか、時間とか、良い環境とか
足りないものが多いって思っちゃうと…
っていう気持ち
~海へ~
暑くて風がベタベタして
人が多くてクラゲも出て
物価がやたら高くて
トンビが狙ってて
それでも、
行きたいですか?
おうちが一番ですよね!
~裏返し~
帰ってきて気づいた
今日一日、靴下が…
だからって誰も気づかないけどね
~鳥のように~
羽があれば
自由な空に飛び立てる
なんて言うけど
鳥かごの中で生きてきた小鳥が
籠の外に出たとて
楽に生きられるとは思えない
~さようならを言う前に~
だいたい別れる時はサヨウナラって
言ってない気がする
じゃ、またね
~空模様~
ここから見る空はいつも曇ってる
窓ガラスのせいかも知れないが
~鏡~
真実を映す とか言うけど
そこに現れる像は左右反転
結局 何が本当かなんて分からない
それに大して見ないし
~いつまでも捨てられないもの~
捨てられない「物」はない
全て捨てられる
記憶の限り今でも残ってる「もの」は
コレが好きだっていう感覚
小さい頃から今でも同じように好きと
思える物があるということぐらい
きっと この先も好きなんだろうな
~蝶よ花よ~
魚よ海よ
鳥よ空よ
獣よ山よ
どんな姿でどんな生まれでも
人は子を愛おしく思い、そして
慈しむことが出来るだろうか
誰がなんと言おうと
あの子は私にとって
かけがいのない愛し子
~上手くいかなくたっていい~
何歳になっても どんな経歴でも
初めてのことは初めてで
上手くいったと思っても
後でダメになったり
案外ダメだと思ってたことから
上手くいったりするから
やってみるしかないのだろう
その結果を悔やむのは後でいい
ダメで元々なのだ
~終点~
いくら考えても、この結論に達する
これで決着がつく
他に手はないのだ
~麦わら帽子~
風に煽られて空に舞った麦わら帽子を
君は空中でキャッチした
持ってくる時に引きずったから
帽子はボロボロになったけど
有り難うと声をかけて撫でると
君はとても嬉しそうに声をあげた
~君の奏でる音楽~
この曲をかけると君は必ず大きな声で歌い出した
その様子が一生懸命で可愛くて
ついつい何度も曲をかけた
~心の健康~
数々の君との思い出が脳裏を過る
どれも楽しいものばかりだ
これからも君と楽しい日々を
送れると思っていたのに
それが邪魔されるのは我慢ならない
定年退職して、田舎に引っ越した
辺りは自然が多く静かな所だった
悠々自適の生活だ
隣人さえマシならば更に良い
我慢ならないのだ
~自転車に乗って~
たとえ文句を言われたとしても
ちょっとしたニアミスだと
言い返してやる
大事にしたいわけではない
ただ少し憂さ晴らししたいのだ
~夜の海~
一人になりたくて夜の海に来た
細い月が海面に光の帯を照らし出す
バカバカしくて、大声で笑いだしそう
なのだ
都会の煩わしさを逃れて来たはずが
隣家は偏屈ジジイで飼い犬もアホ
朝早くから鳴くし、庭から勝手に
色んな物をもって行く
この前は、ジジイが
「うちの子が拾った」と言って
ボロボロになった麦わら帽子を偉そうに返しに来た
まったく話にならない
庭には柵を増やしたり
犬の嫌いな匂いスプレーを撒いたが
未だに物が無くなる
ついには落とし穴も掘ったりした
今日もちょいと脅かしてやろうと
自転車で隣をビュッと通りすぎることにしたのだが…
~誇らしさ~
隣に引っ越してきた男は、いつもうちに
文句をつけてきた
犬の鳴き声がうるさいだの、庭の物が無くなる等と
鳴き声は鳥、多分サギだろうし
物もカラスだろう
冤罪だと言っても聞く耳持たない
そして、いつもの嫌がらせ
今日もうちの子の散歩道で横スレスレをすごい勢いで駆け抜けようとして…
うちの子が突然飛び出したのにはビックリした
あの男がハンドルを切り損ねて
田んぼに落ちたのにも驚いた
さらに目の前を軽トラが猛スピードで横切ったのには肝を冷やした
結局、あの男も自転車も泥だらけになったが、軽トラに轢かれることなく助かり
今では、うちでお茶を飲みながら将棋をするようになった
「どうだ、思いしっただろ。
うちの子の賢さを!
お前を助けたんだぞ」
~最初から決まってた~
分かっていた こうなるって
俺がアイツに勝てるわけがない
「悪かったって、マジでゴメン」
まさか冷蔵庫にあったアイスが
そんなに高級品だとは
つい、
「アイスの一個くらい食ってもいいだろ、
ケチ」と言ってしまうとは
このケンカの勝敗は、最初から
俺の負け
「今度、二個買ってくるから許してよ」
~太陽~
かつて世界の中心は
最寄り駅の駅ビルだった
買い物も食事もそこで
それで満足してた
大きくなるにつれて行動範囲は広がって
中心は遠くなっていった
今の世界の中心はドコだろう
世界中へ旅行に行けるのだから日本かな?
いつか宇宙旅行が当たり前になって太陽を中心と言える日が来たら楽しいな