12/5/2024, 11:14:44 AM
「眠れないほど」
夢中だった
何も見えなくなるほどに
考えてしまう
何も手がつけられなくなるほどに
これはなに
経験したことの無い感じ
怖くない
この感情に身を委ねる
まだ来ない
君からの手紙届かない
窓の外
具体的には郵便箱
人が来る度に
目を覚ます
手紙が来た
胸にぽっかり穴がいた
そういうものだと
知らされた
君はもう
ここには来ない
それが運命だと
言い聞かせた
11/23/2024, 7:26:15 PM
「落ちていく」
目を閉じる
鼻で呼吸し
耳を澄ます
落ちていく
どこか分からない場所へ
落ちていく
そこは暗く
音がしない
だが色々見える
色々聞こえる
頭が作り出した
記憶の景色と声
それは心を癒すよう
調節されている
誰がしているのか
夢の中のあなた自身
共に助け合う仲間
そう考えれば
楽しくない?
11/14/2024, 1:51:52 PM
「秋風」
それは雪が降る前にやってくる
近くにいるが見れない
歌を歌うが声は出ない
触ってくるが触れない
あちらから一方的に寄ってくる
冷たくも暖かい秋風が
僕らの頭を撫でに来る
10/20/2024, 1:44:25 PM
「始まりはいつも」
考えるなって言うんじゃないけど
考えすぎても疲れるだろ
気づいたら手が動いている
気づいたら歩み始めている
気づいたら笑っている
そういう気の緩みもたまには必要だ
始まる前に考えるんじゃなくて
始まってから考えればいいんだよ
10/3/2024, 2:36:20 PM
「巡り会えたら」
夢のために真っ直ぐでは無いけれど進み続ける者
道半ばで断念しまた別の夢へと歩出そうとしている者
止まるという考えは両者共に無い
零時の方向に進みたいのに三時の方向に進んでも
止まることだけはありえない
ゆく道は違えど
ぶつかることがあるかもしれない
共に歩んできたものが引き返してしまうかもしれない
歩むうちに1人になるかもしれない
でも心配は要らない
必ず巡り会えるから