「突然の別れ」
着いたままのテレビ
風になびく洗濯物
部屋を冷やす扇風機
そのままだった
まるで近くに居るのかと言うほどに
そのままだった
まだ気持ちの整理がつかないでいた
どこからか君の笑い声が
聞こえてきた気さえした
でも君はいない
あの子のことは大丈夫
僕が面倒をみてるから
僕「荒っぽいけど根はいい子な君」
私「大人しいけど頼りになる貴方」
僕「辛い時はいつもそばに居てくれた」
私「悲しい時はそっと方を貸してくれた」
僕「頼ってくれるのが嬉しかった」
私「頼れる貴方がかっこよかった」
僕「色んな場所に行けて楽しかった」
私「色んな場所に連れていってくれた」
僕「損得なく接してくれた」
私「どんな私も受け入れてくれた」
僕「もっと君を見ていたかった」
私「もっと貴方と喋りたかった」
僕「やりたいことも沢山あった」
私「見たい景色も沢山あった」
僕「君のことを愛せて幸せだった」
私「愛されていた事が幸せだった」
僕「もっと抱きしめてあげたかった」
私「もっと好きだと言いたかった」
僕「守りきれなくてごめん」
私「守られてばかりでごめん」
僕「次は後悔しない。」
私「また会えたなら今度こそ」
僕私「守ってみせるから」
「優しくしないで」
無いの
私には何も無いの
あなたのその行動に
返せるだけのものを持っていないの
申し訳ないの
返さなくていいだなんて
そんな訳にも行かないの
あなたのことが好きだから
何もいらないよ
返さなくっていいからね
僕の行動は
僕がしたいからしているんだ
君は喜んでくれる
申し訳ないと言っているが
喜んではくれる
それが嬉しいんだ
「カラフル」
足りない
物足りない
何かが足りてない
あと少しなんだ
料理で隠し味を足すように
脳には刺激が行くけど
認識はできないような
そんな微小ながら大切な何かが
友達もいる
勉強もできる
趣味だって豊富だ
将来の夢も決まっている
何が足りてない
僕は何を欲してる
そう考えることがたまにある
考えてる時は気づかない
足りていないと思うのは
ほんの少しだけ
人生が白黒なんだ
色のない人生なんだ
色を染めに歩んでいこう
「ルール」
今は何をしているの
この後は何をするの
いつ寝ていつ起きるの
ご飯は食べるの
学校にはいくの
アルバイトはしているの
友達とあそぶの
何をして遊ぶの
聞きたいことが沢山ある
教えたいことも沢山ある
でも全て聞いてはいけないし
全て教えてはいけない
全てを知れば嫌いになるかもしれない
全てを教えれば嫌われるかもしれない
自分で自分にルールをつけて
相手との距離感を気にしすぎて
そんな生き方は面白くないよね
自分自身をさらけ出して
相手を見つめて生きる
それが新しいルール
辛くなったら目を閉じればいい
嫌われそうになったら少し心を閉ざせばいい
生きやすいように楽しいように
面白く賑やかに生きて欲しい