少し低めな身長。
誰からも愛される明るい性格。
他の男の子より高い声。
その声に相反して男らしさがある顔。
つやつやでさらさらな髪。
その髪をかき上げる仕草。
書ききれないほど、君の全部が愛おしい!
『cute!』
2025/2/26
大好きな先輩にボールを渡した時
指があたって、どきっとした。
2回くらい話せたかなあ。
あさっても会えるの楽しみだな。
『記録』
トラウマだ。
それでも好きだから、続けてしまう。
またあんな思いをするのか。
どれだけ仕事を頑張っていても
ひどい仕打ちが返ってくる毎日。
『マネージャーは顔がかわいければいい』
『あの学校のマネ来てくれないかな〜。
うちのマネはほら、あれだから笑』
今まで裏で後輩に言われてきた嫌な言葉。
3年間ほとんど話さなかった同期。
気づかないフリをして笑顔で接した毎日。
もう嫌だ。
就職して、会社の男子バレー部の
マネージャーをすることにした。
どれだけトラウマになってても、
バレーを嫌いになることはできない。
また同じことを繰り返すのかと、そう思っていた。
だけど。
『ありがとう。助かるわ!』
『ちょっとここのストレッチ手伝ってくれない?』
『ありがとう、○○がいるだけで全然ちがうな。』
『○○ちゃんばいばーい!』
高校の時より、圧倒的に仕事はできていない。
なのに、ここのみんなはあたたかい。
まるで、魔法にかかったように
世界がキラキラしてみえた。
『魔法』
私が住んでいる町は、よく雨が降る。
それがなぜなのかはよくわからない。
その日も、晴れているのに雨が降ったりしたんだ。
『なんで晴れてるのに雨降ってるんですかー…』
『こころが空に嫌がらせでもしたんやろ』
『なんで私』
先輩とそんな会話をしながら駐車場まで歩く。
『じゃあお疲れ。』
『お疲れさまです…あ、慶さん』
『ん?』
『きれいな虹でてますよ』
『こういう時にプロポーズされるのも
ちょっと憧れますよねー。』
『…じゃあするか。』
『…何を?』
『結婚しよう。』
『…まだ付き合ってすらないですけど。』
『そこは見逃してくれ』
『…ふふ』
さっきまであった虹はどこかに消え、
空には太陽の光が輝いていた。
『君と見た虹』
あなたはいつも、私のことを
妹みたいにかわいがってくれる。
たくさん話してくれたり、
冗談言って笑わせてくれたり、
常に私のことを気にかけてくれたり。
でも
私は一度も、お兄ちゃんみたいだなんて
思ったことないよ。
『ひそかな想い』