カーテンの向こうに誰かが居る
相部屋で入院することになったが
隣にどんな人が居るのかわからない
女性であることは間違いないけれど
夜中にいびきの音が響き渡っているのだ
カーテンで仕切られてる上に
いつの間に入院患者は入れ替わっているから
音のヌシが何処の誰なのかもわからないまま
よく寝たのかわからない時を過ごした
入院したことなど殆どない私だが
カーテンの向こうに誰か不明な人がいることが
入院で一番怖い経験だった。
普段行くクリニックでも
ベットのカーテンの向こうに誰かが居ると
ちょっぴりホラー味を感じてしまうのは
私だけだろうか
涙の理由ですか…?
今年のお盆休み中に結膜炎を患ってから
抗菌目薬をよく使うようになりまして。
今どきの目薬には良いのがあるんですね。
かすみ目に効くという、お高い目薬も使って
みたのですが、こちらも良く効くんです。
元々ドライアイ気味でして
頻繁に目薬を差したいんですが
添加物が良くないと申しますでしょう?
それで涙の成分に近い目薬を気が付いたときに
差してるんです。
(これなら、ちょっと悲しいことがあっても
はっきり理由が伝わらずに済むかも…なんて
考えていたりすることは内緒です)
昼休み
束の間の休息に食べるおにぎりは
至福の味がする。
具は自分の大好きな梅干しと鮭で
全体を海苔で包んだおにぎり二つ。
午後からが大変だとわかっていても
このおにぎりを食べるとホッとする
目覚ましのつもりでコンビニで買った
濃いお茶も飲んだけど
ちょっとだけ、うたた寝することにしようか
力を込めて
あの壁を殴ろう
今なら壊せるから
さあ思い切って
拳を振り上げるんだ
勝てるよ 今なら
自分の中に立ち塞がる壁に
拳じゃ痛そうだって?
じゃあ蹴破れば行けるかも
せーの!!
あれは任天堂DSの発売日だった
自宅を始発で出発して
いまはなき横浜ヨドバシカメラの開店前
地下一階のシャッターの前に座って並んだ
どうしても本体を手に入れて
やりたいゲームがあったんだ
何故あんな情熱が湧いていたのか
今となっては不思議なものだ
過ぎた日を想う
若いときは仕事で疲れていても
飢えや渇きを満たすためのエネルギーがあった
今は予防線ばかり張って
飢えてしまう前に 対策してしまってる自分に
ふと気が付かされてしまった