理由はない、川をおよぐ

君に会える　そんな気がした

いつかいなくなってしまう前に
もう少し感じていたい

あの日の景色は灰色でした
青く灰になりかけていた

弱い部分は一番僕が愛している
嘘をつけない君は消えてしまって

うしろにいた影、白くにごる
どうか記憶から消えないで

夏の匂い、部活終わりの靴下のにおい

君の目玉が飛び出る夢

15時アパートの前を通りすぎた

コンクリートに油が染みる

前髪が重いブサイクな僕の横顔

笑えてるかな、笑われてるのか。

扉が閉まると安心する

放課後居残っているかのような感覚。
そんな感覚。

笑えてるかな、笑えてるよ。

カーテン反省さーせん

あした目が覚めても

ずっと大好きだといいな

恋愛映画見たけれど

20分で消した。

いつのまにか見ているあの人のSNS

被害妄想で逃亡しようか。

ぜんぶぜんぶ僕のこと、だよねきっと。

僕はたぶんそう、今は穴の中

目を閉じてみた、暗い

雪のにおいがした

青く深く

青く深く

僕を愛せてるかな

僕も愛せてるかな