一ノ瀬

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7/31/2024, 1:36:22 PM

『 だから、一人でいたい。 』


彼女、彼氏になった瞬間

心は当然かのように絡み合うもので

最初は幸せがたくさん溢れていて、一生共に居たいと思えていたのに。

なぜなのか、月日が経つに連れて

燃え上がっていた火は徐々に、徐々に小さくなっていく。

その火の大きさも、お互い同じでは無い。

どちらかが高くて、どちらかが低い。

ちょうどいい温度で保てないのが”上手くいかないカップル”

かと言って相手の温度に合わせることも難しい。

”好き”という気持ちは、目に見えないからこそ良い時もあり悪い時もある。


「こんな思いするなら、付き合わなければよかった」


と、思う時。あぁ、もう終わりなんだなとそう予感がするのだ。始まりは幸せなのに、終わりはこんなにも苦しい。


だから、一人でいたい。この頃はそう思って一人の時間を楽しんでいる。


でも、いつか「付き合ってよかった」と心から思える人と出会えることを心のどこかで思っているのだ。

7/30/2024, 2:30:51 PM

『 澄んだ瞳 』

君の澄んだ瞳が好きだ。

僕だけを見つめていればいいのに

って、独り占めしたくなるほど。

でも君は、僕じゃない誰かに目を向ける。

あぁ、その笑った顔。ずるいなぁ。

僕は君の瞳はもちろん

全部全部丸ごと君を好きだと言えるのに。

言えるはずなのに。

今君に、気持ちを伝えられないのは何故だろうね。

7/29/2024, 2:24:19 PM

『 嵐が来ようとも 』


例え、この先に嵐が来ようとも

私はこの手を離さない

離しやしない

命に変えてでも貴方と一緒に



なんて、自分の命を引き換えにしてでも

守りたいと思える人と出会ってみたいものね

7/28/2024, 11:57:58 AM

『 お祭り 』

オレンジ色に灯る提灯がズラリと並ぶ

屋台が何件も連なって

やきそば、たこ焼き、広島風のお好み焼き

りんごあめ、ベビーカステラ、クレープ

どれも美味しそうで

どれにしようかなって君と迷いたい

いっその事全部制覇しちゃおうか?って冗談言って

ヨーヨー釣り、輪投げ、射的なんかも楽しんじゃってさ

はぐれないようにって、手を引いて歩いて

時々

「やっぱ浴衣いいねかわいい」

って褒めてもらったりなんかしちゃって。

クライマックスの花火。

大きな花火が打ち上がる。

綺麗だねって花火を見ていたのに、いつの間にかぱっちり目が合って。

キスをする。


ねぇ、私はこんな夏祭りが君としたいのに。


私からの誘いにはいっつも乗らない彼に求めすぎていた。


君は予定すらも立ててはくれない、手持ち花火ですら私とはしてくれないんだろうか?


「ねぇ、夏祭り別の人といっちゃうよ?」

7/12/2024, 11:29:32 AM

『 これまでずっと 』

これまでずっと、私は何にも出来ない人間だと思っていた。

でも、私に今できることそれは

息を吸って吐く

生きる以上当たり前のことかもしれないが

私は生きている。

生きているだけそれでいい。

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