にわかなオタク MZRYA

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4/22/2023, 12:39:04 PM

たとえ間違いだったとしても

後悔はしない。
たとえ周りの奴らに
貶されようと
嘲笑われようと
自分の決めたことだ。
護り切ると決めた。
この選択が周りから見て間違いだったとしても
自分にとっては最善だったんだ。
たとえ自分に益がなくとも
あの子が笑っていればそれでいい。
たとえ、自分の未来が消えることになっても。

4/21/2023, 6:25:14 AM

何もいらない

「君さえ居れば何も要らない」
幼い頃はそんな台詞に憧れた。
そんな台詞を言われてみたいと思ってた。
でも、そんなのは体のいい子供騙しで
いつかに観たドラマの純愛とはほど遠かった。
王子様、おうじさま、
いつか白馬に乗って迎えに来てくれるんだと
信じてやまなかった頃に戻りたい。
初めて好きになったあの子のこと
あれはまさに純情だった。
あの頃に戻れたら
好きな気持ちを伝えられてたら
なにか変わったのかもな。
「君さえ居れば何も要らない」
そんな気持ちが自分の中にもあったこと
それは紛れもない事実だった。

4/19/2023, 11:40:33 AM

もしも未来を見れるなら

現在と過去と未来は全て同時に存在している。
どっかの凄い人が言った言葉。
意味はよく分からなかったけど
多分どっかの誰かには響いたんだろうな
とは思った。
自分はタイムマシンがいつ造られるのか
それだけが待ち遠しかった。
もし未来や過去に自由に出入り出来るなら
過去の自分にはアドバイスをして
未来の自分には、何をしてもらおう。
無難にこれから起こること?
でも、もし本当に未来を覗けるなら
自分が生きてるかどうかだけ確認できたらいいかな。
もしかしたら、未来の自分に起きたことが
今の自分に起こらないかもしれないからね。

4/18/2023, 11:39:06 AM

無色の世界

生まれついての全盲だった。
いつも周りに迷惑ばかりかけている気がして
友達を作れなかった。
最初に話しかけてくれたのはむこうだった。
いつからか、話しかけてくれる人が減った。
最期まで一緒にいてくれたのは
一番最初に話しかけてくれた人だった。
本当に輪廻転生があるなら、
もういっかいこの人の近くに生まれて
目も見える状態で
今度は自分があの人を救いたい。
色のない世界に
擬似的な色に染めてくれた人。

4/18/2023, 5:04:40 AM

桜散る

可憐に咲いた桜だって
春が過ぎれば跡形もなく散っていく。
それでも、また春がやってくると
可憐に咲き始める。
終わるから始まる。
始まるから終わる。
終わらない自分はどうやって始まればいい?
始まらない自分はどうやって終わればいい?
窓の外から見える桜は
淡く、可憐に
力強く咲き誇っていた。

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