あー、またお母さん怒ってる。なんか肘に机が思いきり当たってプンプンしてる。
「もう!」 …うしさんぶもぶもでウケる。逆にありだなー
「お母さん、朝ごはんつくっといたから食べてねー」
「今日もつくってくれてありがとね。いただきまーす」
お母さんは朝ごはんを食べるときに、いつも子どものように嬉しそうにもぐもぐ食べる。それがうちのモチベーションになってるんだよね。どんどん作る料理がおいしくなってくるんだ。
「ねえねえ」
「ん?なになに」
今日も、いつものあれを言う
「お母さん、まじ好きだよ!」
「ありがとうー。私もあいなのこと好きだよ」
もぎゅっとハグをした。うんうん、やっぱり温かいねー
このお家、大好きだ
すいいいいいー、はああああああー
(おごー…)
さすがに苦しくなってきた。心臓と脳みそが困っちゃってる。元にもどる
うむ
息を止める遊び飽きたな。そもそもなんで俺こんなことしてるんだろ。海のちょっと深いところに溺れても生きれるため?それともシュールストレミングの攻撃を受けないためか。とにかくかく、別のことしたい
思考のわたあめ、もくもく出てきてる。困った。嘘だけど
むしろこいつらが出てくるのは良いことだ。俺は人間じゃなくなっていて、ヒューマンじゃない。機械となり思考をぽこぽこ外にだす、なんか変な物体になるんだ!
…こほん
振り返ったら。最近自分の外側となかみ、が不思議てみんなから言われてる気がする。アウトサイド。インサイド
多分あのライトノベルに影響受けたからだろうなあ。スルメ。かみかみ。歯が強くなれるねー。特に意味はないのさ。にこにこ
なんだーこれはー。タイムマシーンじゃぁないか
これまでの俺が映ってる。ほへーいいな
…んー
彼の本に出会えてよかった。まる
変人になりてぇこれから頑張りまする。
(…にゅ?) 私は起きたみたいだな
かわいい言葉が無意識に口から出てきた。でも私はあの人格が分裂したバージョンの女の子みたいにはなれないな。本物の人格、けっこう怖いし。分裂さんは純粋すぎてもはや赤ん坊みたいだよ。どっちでも好きだけどな。○○
なんだっけ、こういう時に使える言葉…。閑話休題かな
いつもはスマホの設定おやすみモードにしてるから通知音は鳴らないんだけど、今日はたまたまおやすみモードOFFにしてたみたいだ。パンナコッター、なんてこったー。ははは
(なんだこのロシアか南極みたいなLINE)
ストレート真っ直ぐに翻訳すると、めちゃくちゃ寒くて死にそうになった。返信怖すぎるよあの少年。頭でも打ったのかい。
いつもとは違う少年の返信。むむむ、これは演技なのかなぁ。お姉さん君のこと心配だ。
走ろうか。そして少年をこの目で見てやる。演技なのか本物なのかを見抜くっ。にまー