花がら

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5/22/2024, 5:02:21 PM

毎日会ってるのに、明日も会うはずなのに 

いや、毎日会えているからなのか

「ん」 とだけ発して、一度も振り返らずに
軽く手を降って去って行く

あなたは私と会う事をルーティン、あるいは
偶然とでも思っているようだけど

私はあなたと出会うために毎日ここで
待ってるの

話したいから健気にいつも一本道の電柱の下で待ってるの

心のなかでそっと言う

希望を込めた、また明日

5/21/2024, 4:21:16 PM

透明だから綺麗なんて言わないで

透明だから良いなんて言わないで

濁り切って先も見えない私の心に、ちくちくと細く鋭く突き刺さる

そんな私に透明なものなんて1つたりとも
見えない

強いて言うなら私だったりして

居なくても誰も何も変わらない日常、
居てもただのありふれた風景にしか過ぎない

色付いた世界にいない存在

気分はクリオネ

私だけが透明

5/21/2024, 9:15:45 AM

「叶わないから理想なんじゃん」

悲しげな顔でそう言ったあなたの理想や夢は
多分叶わないのだろう

他人事に思っていた私もふと理想の姿を
想像してみると、
あなたが私の鏡みたいで煩わしく感じ始めた

ぶっきらぼうに否定すると、あなたは
わかりやすく嬉しがった

自分自身にまだ期待しているの?
なんて意地悪なことをつい、こぼしそうになる

きっと叶わない理想の私、理想のあなた

5/19/2024, 1:40:14 PM

君が消えた

思いもしなかった事は唐突に起きた

いや、
確かにいる、私の目の前にいる、存在している

じゃあ何が?なんて私にもわからないけど、
違和感がした

君は誰?何が君を変えたの?

いつかのあなたとの突然の別れ

5/18/2024, 5:05:27 PM

本当は輝いてなんてなかっただろうけど、
思い出にした途端、君が眩しく感じた

思い返す度に一層光が増した

眩しすぎてだんだん君の顔が思い出せなく
なってきたよ

好きだった、
眩しかった

何もかも

そんな、きっと過去の恋物語

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