よくそんなことまで覚えてるね
まだ眩しい昼過ぎ、学校からの帰り道で
君は笑いながらよくそう言っていた
でしょーって私も笑いながら君の手を少し強く握る
忘れるわけがなかった。
君と目が合うようになったあの日からもう随分経つけれど
私の隣にいる時の君の仕草も言葉も表情も
全部全部覚えている。
忘れられないんじゃない。忘れたくないの。
忘れられないのは、過去に執着しているような
そんな気がして嫌だから。
私の意志で君との思い出を忘れないように紡いでいきたい
忘れられない、と嘆く日がどうか来ませんように。
#忘れられない、いつまでも
1年前、なんだかんだ上手くいくと思ってた
今頃楽しい生活を送っているだろうと淡い期待を抱いて
目標に向かってきたはずだった
…何とかならなかった
そんな甘い世界じゃなかった
別に今が楽しくないわけじゃない
でも同級生を見ると、私とは全く違う生活をしていて
それを羨ましく思ってしまう自分に腹が立つ
何もしなければきっと同じことを繰り返すだけ
来年の今頃、1年前頑張ってよかったと思えるように
自分と向き合い、戦い続けるしかないんだ
#1年前
初恋っていつだろう。
物心がついたときから
気付けばいつも誰かに恋をしていた。
幼稚園の頃、初めて話した男の子
小学生の頃、初めて自分を好きと言ってくれた男の子
中学生の頃、初めて将来の話をした男の子
高校生の頃、初めて失うのが怖くなった男の子
色んな人に出逢ったけれど、
皆私に初めてを与えてくれた人。
普段思い出すことなんてないけれど、
過去の人がいたから今がある。
この初恋がどうか永遠に続きますように。
#初恋の日
明日世界がおわるなら……君に今すぐ逢いに行くよ
何かを話すわけでもなく、
どこかに行くわけでもなく、
ただただ君を抱きしめて
最期まで一緒にいられたら
少しくらいは後悔なく終われるかな
#明日世界がおわるなら……
君と出逢って、
君の見てる世界を隣で一緒に見たくなった。
君との日々を重ねるうちに
好きだけの一言で表せなくなって
何か意味を見出したくなって
もっと知らない世界を見たくなったんだ。
もう君と出会う前になんて戻れない。
君が私の前に落としていったものを一つ一つ拾っていたの。
こんなにも大きくて大切なものになったよ。
確かにそこにあるのにまだ掴めないその何かを
いつか掴めるようになるその日まで
私の隣にいてね。
#君と出逢って、