東堂シェリー

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9/2/2025, 4:30:43 PM

これは かなしい ものがたり
とある ひとりの ものがたり

ある日少女は 一人きり
本を抱えて 歩いてました
不思議な不思議な 御伽噺
本は 少女の宝物

少女は今日も 本を読む
ひとり 大きな図書館でした
長い長い 御伽噺
本は 少女の暇潰し

少女は明日も 本を読む
毎日毎日 飽きもしません
呪われ呪われ 御伽噺
本は 少女のオトモダチ

みんな少女を 哀れんだ
きっと 本に囚われたのです
かなしいかなしい 御伽噺
誰も 少女を救えない

少女はずっと 本を読む
いいえ 読み聞かせられています
助けて助けて 御伽噺
既に 少女は本のなか

少女はいまも 本のなか
ひとり 愉快に踊っています
楽しい楽しい 御伽噺
幸せ 少女は泣き笑い

みんな少女を 忘れてた
本好き少女 なんていません
見つけて見つけて 御伽噺
誰も ページをめくらない

少女はひとり 本に住む
誰も 少女に気が付きません
めくってめくって 御伽噺
君も 一緒にわらいましょう?

これは人々の 言い伝え
呪いの本 まだここにあります
わらってわらって 御伽噺
本は 少女と君つなぐ

これは おかしな ものがたり
わらう ひとりの ものがたり






読んだら最後 ものがたり
気づいた時 もう手遅れです
少女の少女の 御伽噺
ヨウコソ、ワタシノモノガタリヘ


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投稿4 「とあるひとりの物語」

題:ページをめくる

8/31/2025, 4:19:20 PM

夢を見ていた。
それは、いつも通りの日常のようで。
でも、全くの別物で。
よくわからない夢だった。

まず、アラームの音がなった。
普段は午前5時にかけている。しかし念の為、止めると同時に時間を確認した。けれど、夢の中では時間がわからなかった。

それから、家の仲を一通り見てまわった。
自分の家と何ら変わりは無いけれど、日付や時刻が一切わからなかった。それに関するものが、全て消えていたから。

その後家を出て、どこかへ向かった。
これがいつも通りならば、きっと仕事へ向かっている。でも、それもわからなかった。この夢の中は、全ての文字が消えていた。いや、読めなくなっていたから。

そして、悲劇が起こった。
"どこか"へ向かっている最中だった。
私は信号を渡っていた。表示は青だった。
突然、車が走ってきた。でも、表示は赤だった。
だから安心していた。車は止まるはずだと。

でも、車は止まらなかった。
車はそのまま、私に突進して、走り去った。
運転手は、怪しげに笑っていた。
私の意識は朦朧としていて、今にも終わりそうだった。

夢が途切れる直前、暗い視界の中に光を見た。
私のスマートフォンの液晶が、光っていた。
そして、存在しないものがあった。
それは、文字だった。
この夢にあるはずのない、読めるはずもない、文字が。
そこには、3つの文字列があった。

「8月31日 日曜日 17:00」
「『速報』〇〇町 轢き逃げ発生 被害者 身元不明」
「【予定】眼科 17:30 (検査)」

夢は終わった。
私が、驚いて目を覚ましたから。
変な時間に起きてしまったのか、少し頭痛がする。
しかし直後、アラームの音がなった。
時間を確認しようと、スマートフォンに手を伸ばした。
けれど、時間はわからなかった。

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投稿3 「ループ」

題:8月31日午後5時



こんにちは、東堂シェリーです。
3作目にしてご挨拶。今更で申し訳ないです。

今までは詩のような作品に仕上げていましたが、今回は初めてちゃんとした物語にしてみました。
目指したのは意味が分かると怖い話なんですが、文才がないのできっと達成できてません。

ここから、読まなくてもいい解説です。
長いくせにわかりにくいです。ごめんなさい。
お話は、主人公が見た不思議な夢について語るというものです。その中で、夢には文字が存在しないという設定がありました。しかし主人公が事故にあった際、スマホには文字が浮かびました。驚いた主人公は夢から目を覚まし、時計を確認すると時間がわかりませんでした。
これは一見、主人公の見た夢の説明に見えますが、よく読むと違和感を覚えると思います(そうあって欲しいです)。
それは、夢の最後に文字があること、現実世界に文字がないことです。この2つは、主人公のいる世界を示しています。このお話では、「文字があるのが現実世界」「文字がないのが夢の世界」という設定が存在するので、それを踏まえると、主人公が夢だと思っていたのは「現実」ということになります。文字が存在しないというのは、主人公の目の病気が関係していました。本当は存在しますが、主人公にとっては無いものだったのです(その病気が危機的状況に陥った時に回復したというご都合展開でした)。
しかし物語の最後、主人公が目を覚ますシーンがあります。そして、主人公の目には文字が映りませんでした。先程の解説と矛盾を感じますが、冒頭のシーンと見比べると、不思議と既視感を覚えます。それは何故か。実は、主人公は怪現象でよくある「死に戻り」のようなループに巻き込まれていました。これは、死んだ際に最後に眠った場所に戻る現象です。主人公はそれを理解していないので、一生死のループに巻き込まれてしまうことでしょう。理解できない繰り返しは怖いですね。


ここまで読んでくれた方、ありがとうございます。長々と申し訳ないです。オチが非現実的になってしまったのもあるあるすぎて後悔しているので、もう少し鍛えようと思います。

もし、意味怖風に仕上がってると思ってくれた方がいましたら、差し支えなければ♡の方お願いします。励みになります。

新参者ですが、改めまして皆様よろしくお願いします。

8/31/2025, 1:37:22 PM

暗闇に、ひとり、佇む。

暗い、暗い、道。
何も見えない、何も聞こえない。
進み方も、戻り方さえも、わからない。
ここに、希望なんてなくて。
ただひたすらに、闇が続いているだけで。
こんなセカイを愛するなんて、できなかった。

でも、君となら。
世界から切り取られたセカイでも、
綺麗だと思えるはずだから。
だから、大丈夫。
私は、大丈夫なんだ。

今日は、ふたり、進む。

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投稿2 「ひとり、ふたり」

題:ふたり

8/29/2025, 4:45:40 PM

私の見ている風景は
きっと誰にも見られない
私に聞こえる音楽は
きっと誰にも聞こえない

心の中の風景は
見えてる形が違うから
心の中の音楽は
聞こえる音が違うから

私の感じた美しさを
わかってくれる人はいない

それでもいい
それでいいから
この煌めきを見つめていたい
この光に目を眩ませていたい

一瞬でいい
一人きりでいい
どうか、どうか

私に奇跡を、見せてください。


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初投稿 「願い」

題:心の中の風景は