「死んでほしいって?いいよ」
「は?」
「丁度屋上だしね、死ねるさ」
「莫迦か?」
「其れが、君の為になるなら死ぬよ?」
「勝手にしろ!」
「じゃあ、最後に」
「なんだよ」
「死ぬなら君と心中がよかったかもな...な〜んてね」
そう言って其奴は屋上から飛び降りたがその瞬間に俺も飛び込んだ。
「どうしたの?」
「一緒に死ぬのが手前の為になるなら俺も死ぬぜニコ」
「そう、有難うニコ」
# 75
スーラーンープー☆
# 74
僕には友達が一人しかいない。
中学生の頃の友達。
今も仲が良いけど会えてない。
別々の高校に入って会える機会が無くなった。
寂しくないよ?
だって僕施設の子だから。
クス、まじだよ?(中の人)
友情は....消えていってるのかもねぇ。
# 73
「ん、此れあげる」
そう言われて渡されたのは一輪の薔薇。
「....ありがとう」
一本の薔薇の意味知って手渡したのかい?
それとも無意識なのかい?
何方にせよこんな事されたら、また、意識してしまうではないか。
やっと諦めきれたのに。
# 72
「過去に戻れるならどうしたい?」
「なんだよ急に」
そう言うと本当に少しだけ暗そうな顔をした。
「はぁ、戻らねぇよ」
「!.....どうして?」
「今、手前といれるだけで充分だから」
急に黙った彼奴を見ると顔が真っ赤だった。
「照れるくらいなら聞くなよ」
俺は笑いながら答えた。
彼奴は笑ってる俺を見て少し怒りながら言った。
「もう、嫌い!」
「!...ごめん」
シュンとした顔で答えた。(態と☆)
「えっ、わ、その....」
「クス、可愛良い」
オドオドしてる彼奴の頭を撫でた。
「私は、過去にもどれるなら、君と出逢った時に戻る」
「なんでだ?あれは、やべぇだろ」
「それでもね、私にとっては君といた1分1秒が凄く、大事な時間だからさ、また同じ時を繰り返したいなぁってね!.....はず」
顔真っ赤なんだけど可愛良い!!
「はぁ〜、何でそんな可愛いのかなぁ?」
「はぁ!?可愛く無いもん!ムン」
まぁ、俺も手前と過ごす1分1秒がすげぇ大事だけどな。
# 71