あなたとわたしは
似たもの同士。
割れ鍋に綴蓋。
だから、あなたがいないと
私じゃないの。

柔らかな雨が
君を包んでいる。
旅立ちの時に
別れの涙が君を包んでいるようだ
心配ないよ、
離れていても、
心はいつも
隣にいるから。

一筋の光はきっと
希望の光。

雲の間からふりそそぐ
やさしい光。

あなたにもきっと
ふりそそいでいるよ。
見上げてごらん、

秋は
何故かわからないけど
哀愁を誘う。
変わりゆく季節が
メランコリーにさせてくれる

柄にもなく
乙女チックなわたしになって
星空をながめたりするんだ。

鏡の中の自分の顔。
母の面影、
父の面影、
兄や姉に似た自分の顔がある。
この体は、
たくさんの遺伝子を
受け継いでいる。

たくさんの遺伝子に
支えられて
生きている。