誰もいない冬の教室に、
君が忘れ物を取りに来た。
あの時の胸のドキドキは
今も
あざやかに
思い出すことができるよ。

信号に引っかからず
目的地まで着けた時は
ちょーラッキー！
なんだか
嬉しくなる！

言い出せなかった
「ごめんね。」
意地を張ってるうちに
いいだせないまま
こじらせてしまった…後悔。

素直な気持ちになるって
難しい…。

取り返しがつかなくなるまでに
ごめん、

新しい本の
ページをめくり
本の匂いをかぐ。

至福のひととき…。

夏の忘れ物を探しに
君と行きたかった…。

君に伝えたい言葉があったけど、
夏の空が青くて
悲しみが溢れて
君が遠くに行くようで…、

夏の終わりは　
僕を切なくさせるんだ…。