10/6/2025, 6:09:00 PM
『燃える葉』
気が付けば 寒くなっていた
頬にあたる 冷たい風
僕は何を思い出すだろう
君は何を思うだろう
草木が揺れる 草木が揺れる
真っ赤に燃えた葉が 次々と降り落ちた
思い出となって 降り落ちた
10/5/2025, 6:37:55 PM
『moon light』
君は真夜中に そう 真夜中に泣いた
上手く眠れずに泣いた
私は真夜中に そう 真夜中に泣いた
腕の中で泣いてたんだ
揺れた 揺れた 腕の中で
気付けば眠りについていた
暗闇の部屋の中
窓に浮かぶ大きな月
君を抱き抱え 月の光を浴びていた
その光はいつか懐かしくなる
真夜中のmoonlight moonlight…
10/4/2025, 2:15:05 PM
『今日だけ許して』
いつも笑っていた
いつもと変わらないふりをした
いつも怒っていた
いつもと同じような日々の繰り返しだ
ぐるぐる巡るのは小さな自分
目を閉じれば淡い涙
目を開ければ淡い光
どうか どうか今日だけ許して
10/3/2025, 12:41:53 PM
『誰か』
私はだれかにとって、「誰か」である。
あなたにとって、私は「誰か」である。
私にとって、あなたもまた「誰か」なのである。
人は皆、その「誰か」の為に生きている。
直接的または間接的に。
誰かが誰かのこと思い、誰かの為に自分の為に生きる。
今日も誰かの為にこの地球は回っているんだ。
10/3/2025, 6:12:35 AM
『遠い足音』
すぐ傍で聞こえていたそれは
すでに遠い過去となった
ペタペタと音を立てながら
にこにこと私の傍まで来る
もうこんなにも大きくなって
当たり前にそこにあった音を
私は忘れていた
もう聞くことは出来ない音
でも遠い記憶となって
それはそこにある
私はそれをいつでも思い出せるのだ