好きじゃないのに
掃除、片付けの家事は好き。
いつまでも億劫なのは料理。
1週間の食材をまとめ買いとか
できないし、冷蔵庫の余り物で
チャチャッとなんかできない。
それでも娘のためにと何とか作る。
好きじゃないけど何とか作る。
実家を出て、母の偉大さを実感する。
母がゴロゴロしていたところを
見たことがない。
いつも掃除しているか台所に立っていた。
手間のかかる料理を美味しい御飯を
毎日作ってくれた。
改めて感謝し、私も娘と旦那様のために
頑張りたい。
特別な存在
我が家に来たぬいぐるみ達は
みんな名前が付き愛でられる。
パステルブルー色のアイス
メロンパンのようなメロン
マシュマロのようなマシュ
その中で、修学旅行の宮島で
自分の土産として連れ帰ってきた
鹿の角が付いたみやちゃんがいる。
小6で新入りしたみやちゃんは
もうすぐ高3になる今も
娘の一番の心の支えとなっている。
そして、高2の修学旅行の石垣島には
みやちゃんもスーツケースに詰められて
旅行してきた。
宿泊先では、同室の友達にも
可愛がられたようだ。
そんなこんなで、今も娘と一緒に寝ている。
ときどき洗濯機でぐるぐる回され
痩せたり太ったりを繰り返しながら
ずっと娘のそばに居てくれるだろう。
バカみたい
お題に沿ってあれやこれやと考える。
無理矢理しぼり出した感情は
明後日の方向の言葉となって表れた。
バカみたい。
誰にカッコつけているのか。
ヨギボーに身体を埋めながら
今日の自分の言葉で。
バカ正直に。
ふたりぼっち
我が家の雛人形はふたりぼっち。
いつも清ましておられるけど
仲良くされてますか。
少しさびしいですか。
娘の成長と幸せを願い
我が家にいらして17年。
節分の後の2月4日から
3月3日の雛祭りを過ぎて
結婚記念日の4月4日まで
サイドボードでご滞在。
この二ヶ月間を楽しみに
思ってくれてたら幸いです。
胸が高鳴る
金曜日の夕方、家の電話が鳴る。
「月曜日は来ていただかなくて
大丈夫です。次の登校は終業式です。」
心構えして待っていた学校からの電話。
「えっ!進級できたってことですか?!」
追加指導か留年を覚悟していたから
キンコンカンコンと祝福の鐘が高鳴り
ドキドキがドキドキに変わった。
先生の電話の前で泣いて喜んだ。
娘に報告すると
「あっ。良かった。」
心が掻き乱れることを嫌う娘。
平常心を保つために無で居ろうとする。
シャランと喜びの鈴が静かに鳴り
再び眠りについた。