星が溢れる


夜空に溢れた星は、海に拡がり
水面(みなも)の輝きとなる。
水面の輝きとなった星は
海底に沈み積もり積もる。
積もり積もった星は、星の砂となって
私の手の中に。そして、
私の願いを叶えてくれるだろう。

安らかな瞳


その瞳に映るのは、私である。
それは私にとって大事なこと。
その瞳に映るのが、私でなくても
それも私にとって大事なこと。
その瞳が安らかであるならば
私にとって、それが大事なこと。

ずっと隣で


小さいときは、私の膝の上にいた娘。
保育園に入り、隣の自分の席に
座れるようになった。
小学生になり、私から少し離れて
歩き回れるようになった。
でも目の届くところでいる。
中学生になり、私の席の後ろに
座るようになった。
悟られたくない感情を隠すように。
高校生になり、遠くまで歩き回るが
私の隣の席に戻るようになった。
体調を崩してしまって、ときどき
私の膝の上にいるようになった。

子離れ親離れ。
私は隣で、同じ席で座っていよう。

平穏な日常


平穏だった日々を懐かしく思う。
平穏とは言えない日々が
いつまで続くのかと思う。
それでも、平穏とは言えない日々を
懐かしく思うときが来ると
過去の日常となると願いたい。
そして、平穏な日常のなかに
一緒に居たい。

愛と平和


愛だの平和だの。
どんだけ〜。
恋愛ぼけ、平和ぼけ。
まぼろし〜。