ゆずの香り
今夜もゆず酒を飲んで寝る
心做しか身体がほっこりし
鼻の奥に残った香りに
癒されながら布団に入る
今日も頑張りました
おやすみなさい
大空
子供のころ、大空をひとっ飛びする夢をよく見た。
翼を広げて飛ぶのではなく、一足が虹の弧を描く
ぐらいの大きな一歩だ。
一足踏み出す度に、どんどん視界が変わり、内臓
が上下に揺れる。
楽しいわけでも気持ちの良いものでもなく、何故
そんな夢をよく見たのかわからない。
夢の世界は不思議だ。自分の想像を越えて、大空
へも、その先の宇宙へも、未来と過去へも行ける。
まるで、ひみつ道具のどこでもドアだ。
♪空を自由に飛びたいな ハイ! タケコプター
ベルの音
寒くなってきたので、ピンクグレージュ色の
ダウンコートを出して着た
10年以上前のクリスマスに、主人から
サプライズでプレゼントされたものだ
……ベージュかブラックの方が良かったな
……私はサプライズがキライだ
自分で選んでいない物→自分好みの物が欲しい
予定していない出来事→予定外はただ単に困る
冷めた人だと思われても
事実だからしょうがない
そんな私にも、ジングルベルの音が
聞こえてくる
寂しさ
へその緒は切ってあるのに、私のそばを
離れなかった幼き日の娘
抱っこしていないと泣いて、家の中でも
家事をする私の側へ移動して遊んでいた
学校でのこと友達とのこと
何でも話して目の届くところにいた娘も
部活で毎日遅くに帰宅するようになり
YouTubeを視たりで自室に入ってしまうと
会話をする時間も少なくなってしまった
そういうもんだとわかっている
でも、少し寂しいのだ
そんなこんなで、少し持て余した時間を
この『書く習慣アプリ』で癒している
冬は一緒に
冬のお供、カイロ
娘は貼らないカイロで
私は貼るカイロを愛用
一緒に外出し、一緒に寝る
丸一日ご一緒して、次の朝
お疲れさまとサヨナラする
もうひとつの冬のお供、ワタシ
平熱は36.5度と至って普通だが
接触体感的には38度ぐらいある
娘と一緒に寝ていたころは
冬は冷たい手足を絡ませてくるのに
夏はワタシが横たわる片側面だけが
汗ばむと嫌がられる
ワタシが子供のころは
気温の低い夏のプール時も、友達が
暖を取りに群がってきた
カイロとワタシ
冬は、ご一緒に