7/18/2023, 2:35:00 AM
#遠い日の記憶
※自傷行為に関するお話や死のうとした時のお話です
苦手な方は回れ右
17歳の冬
踏切前
立ち尽くす
女子高校生
わたしは生きている
いま生きている
何度も太陽を見送って
何度も月を迎え入れた
何回をそれを繰り返した時に
気が付いたんだ
私はきっと何度これを繰り返しても
幸せになれることなどないのだと
過去の記憶が死んでくれることなどない
気まぐれに私の所へやってきては
心臓を何度か小さな針で刺していく
ねぇ、知っているかい?
腕を切っても何も変わらないんだ
それでも私は何かの苦しみを刻み続けた
あの日、あなたが死んでいたら
何が変わっただろうか?
太陽も月も顔色一つ変えずに
私たちを照らすだろう?
でもそれでいいんだ
ただ逃げたかった
世界から逃げたら2人の両親が
優しくなる気がしたから
死んでしまいたかった
私は月と太陽もどうでもいいの
たった2人の人間の優しさと温もりが
欲しくて堪らなくて
死体を抱きしめるだけでいい
生きた私じゃなくてもいい
愛されたかったの
でも、私は明日も明後日も
この痛みを背負いながら
生きていくことを
受け入れるのだろう
19歳の夏
わたしは生きている
いまも生きている
7/13/2023, 3:53:49 AM
これまでずっと
これからもずっと
僕はあなたを忘れられないまま
明日を生き続けるのでしょうか
7/11/2023, 2:03:49 AM
私の痛みを、
生きた全てを、
奪おうだなんて思わないでね
7/2/2023, 5:08:02 PM
#日差し
その日は少し眩しかった
窓から差す太陽が
私には少し眩しかった…
しかし、怖くはなかった
日中の明るさの中に見る光など
少し眩いぐらいだ
明日には今日の光など忘れているだろう
でも私は知っている
暗闇の中に差す光の恐ろしさを
差し出された手を掴む恐怖を
あなたに会えない明日を迎える
なにかの痛みを
6/27/2023, 4:18:56 PM
ここではないどこか
そこに救いが存在しているのだろうか
そこにはあなたの望む幸せがあるのだろうか
あなたは何を望んでそこへ行きたいの?