真冬

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5/20/2023, 3:28:51 PM



#理想のあなた


大学生の私

5/11/2023, 3:23:28 AM



12時の鐘が僕を殴り付けるように響いた


さぁ、お家に帰ろうか

そう思って辺りを見回しても

一緒に来たはずの彼女がいない


何処へ行ってしまったのだろうか


そういえば…僕は何をしているのだろか…

そして…此処はどこなのか…


分からない

無意識に耳を塞いでいた


知りたくもない

聞きたくもない

見たくもない


もうやめてくれと

心と体が酷く拒絶している




腕に何かが張り付いたような感覚


なんだ…白い蝶…?

これは…モンシロチョウ…?


何かを訴えかけるような

目で蝶は僕の傍を離れない


"運命を受け入れて"

頭の中にそんなメッセージが浮かぶ


これは蝶からなのか


それとも僕の潜在意識に

存在するものなのか




















目を開けたらそこに

瞬きさえしない彼女の笑顔が

張り付いていた


そして時刻は12:01を指していた

5/9/2023, 4:07:38 PM



忘れられない、いつまでも。


心臓は温かい


「私はここにいる」と

主張しているかのように

音を立てて生命を繋ぎゆく


私はあなたの心臓に

触れたかったのかもしれない


あなたは知らない

あなたが私の心臓に触れてしまったことを


優しく触れた手を私は

愛してしまったのかもしれない


もう触れることのないその手を

愛おしく抱きしめて

そのまま眠ってしまいたい


記憶の中のあなたと2人


私は忘れられない、いつまでも。

5/4/2023, 3:25:40 PM



私はあの雲が憎たらしい


私は大空をながれる

あの綺麗な雲にはなれない


人として地を踏み

その足で人として

生きるしかなかった


生きたくなくても生きた

死にたくても生きた


誰もいなくても1人

空っぽなまま生きた


私にこの空を飛ぶことは出来ない

触れることすらままならない


あの空に自由に触れられる雲


あなたは私に出来ないことを

容易く叶えてしまうのね


私にはなんにもない

あなたが羨ましい

5/3/2023, 10:15:17 AM



今日も胸の奥が痛い


日を重ねるごとに

記憶の中のあなたは透明になりゆく


不幸のどん底にいる

私の心の横にちょこんと座り込んで

あなたは立ち上がらない


そ ん な 不 確 か な 記 憶


"ありがとう"すら

伝えられないまま

あなたは日々透明になってゆく










ごめんね

ありがとう

この言葉だけは不透明でいて

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