すずか

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10/21/2022, 10:42:54 AM

「声が枯れるまで」

叫んでたんだ
いつも心の中で
声にならない声をあげて

私は此処に確かにいる

声が枯れるまで叫んでたんだ

いつも臆病で
リアルな世界では自己主張できなくて

だから……

ネットの世界では
少しだけ勇気出してみたよ

不思議だった……

リアルで出来ない自己主張が
此処ではできていた

そして……君が見つけてくれたよ

いつも声にならない声を
拾ってくれている

だから
声が枯れるまで
此処でもう少し
想いの自己主張を叫ぼうと想うんだ








10/18/2022, 9:17:37 AM

「忘れたくても忘れられない」

忘れたくても否が応でも
瞳は、耳は、鼻は
あなたの姿、声、匂い、感触
その全て
五感で憶えてしまっている
脳に
あなたの全てが貼りついて
もう、すでに私の一部となっている

忘れかたを教えてよ

それは、懇願
だけども
願いは叶わはなくてもいいとさえ思う
そんな矛盾が ぐるぐる
頭の中、ぐるぐる

ずるい人だ

私はあなたの事
忘れたくても忘れられないのに……

あなたは私の事など
すでに忘れ去ってるのでしょう

あなたの中に私はいない

私の中にはあなたがいる

私の中であなたは
まだ鮮明な記憶として生きている

忘れたくても忘れられない

忘れてあげない……

そんな女々しい心、抱えて
生きていくの

あなたのぶんまで

9/30/2022, 3:16:44 PM

「きっと明日も」

今日は一つ歓び見つけたよ

ちっちゃな幸せ

きっと明日もこんにちは

別の歓び待っている

そうして日々が繫がっていく

9/26/2022, 11:41:31 AM

「秋🍁」

何気なく空を見上げたら
空が高く感じられて
そこには鰯雲が広がってた

何気なく私の頬をくすぐる風は
いつもよりちょっぴり ひんやりして
稲穂の薫りを運んでくるの

くしゅん、と止まらなくなるクシャミ
笑うかのようにコスモス揺れる

畦道には真っ赤なお花が一列に並んで
咲き乱れる姿は まるで赤い星の天の川
どこかの誰かの恋心
届けとばかりに一面に

過ぎ去りし夏を探してみたけれど
どこにもいないの 見当たらないの
あぁ やっぱりお別れなんだね 夏

かわりに 小さな秋を見つけたよ
空に 大地に
空と大地の中間に混ざる薫りも

もう秋なんだね 秋なんだよね

季節は巡ってる もうすぐしたら
葉も、はらはらと降るでしょう
新しく生まれ変わる準備の為に

みんな みんな 前に進んでる

私も……








9/25/2022, 11:26:50 AM

「窓から見える景色」

薄暗い部屋
仄かに明るくする光
今の僕には眩しいから
時々目を逸したくなる

窓から見える景色の
正体は知ってる

自信がないから
窓から漏れる光を遠目から眺め
或いは時々 景色を眺めるだけ

それじゃ、いけないって
答えはもう出てるのに

今日は少し窓に近づいてみようか
今日は少し窓を開けてみようか

そして
手を伸ばしてみようか

窓から見える景色
それは 僕の憧れ 僕の願望




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