19歳。友情ってものを忘れました
心踊る日は あの月の下で優雅に踊りたい
秋恋
それは外にでれば私の身を包み込んでくれる、心地よい秋風 熱い気持ちが湧き上がる いつかの切ない記憶に
秋恋
それは夕暮れにイチョウの葉が散っていく影
秋恋
それは遠い海の音、遠い星の明かり 届きそうで届かない君の手 君の匂い
秋恋
枯葉が地面にサラサラと流れて、この前より厚手のセーターを着る
秋恋
朝の冷えびえとしたどこまでも澄んだ空気
それは透明
秋恋
それは秋の終わりのしらせ。
わたしの手
大切な人と手を繋ぐため
わたしの目
宝の日々を、儚くて美しい瞬間をこの目で見るため
わたしの耳
大切な人たちの声。自然のなす音をきくため
わたしの口
たくさんの人に感謝するため
わたしの足
誰かのために動けるように 自分のために動けるように
わたしの心臓
毎日毎日動き続けて休憩もせず、命をわたしに与えてくれている
わたしのこころ
どんな時で一生わたしのそばにいてくれる
わたしの想い
それはわたしの言葉
わたしの大事なこと
それはわたし自身からはじまる
冬に貝殻のネックレスを長崎で買った
金色の金具チェーンで貝殻はサーモンピンクと白が縦模様になって重なり合っている美しいものだった
今年の夏にネックレスをつけることを楽しみにしてた
白色のトップスの上にレースの短い半袖のお洋服、真ん中でリボンを結ぶ
白のフリルミニスカート
レースの靴下
海外の人かのような金色の髪
ただ日に焼けてないような明るい肌
甘い甘い香水をワンプッシュ
そして最後に貝殻のネックレス サーモンピンクの。
すごく好きなファッションでその日を過ごした。海もいかず、ショッピングにも、友達とも会うわけでもなく、ただただ部屋の中にこもった
だけど海がすぐそこにあるように感じた
サラサラと光っている砂にたくさんの貝殻たち
それとともに、もう冬の匂いもした気がしたの
貝殻ネックレスの影。夏の影。
さようなら夏、また来年ね。貝殻ネックレス