題:目が覚めるまでに
目が覚めるまでに、あなたは何をしたいですか。
私は…なんだろ。何をしたいのかな。
思いつかない。
出来ることなら、
目が覚めるまでに自分を変えたい。
出来ることなら、
目が覚めるまでに嫌な事ぜんぶ忘れたい。
出来ることなら、
目が覚めるまでに。。。
ねぇ、目が覚めなかったら?
私は目が覚めない事を望んでいるのかな。
私に死にたい?って聞いても帰ってくる答えは消えたい。
目が覚めるまでに心のモヤを消したい。
私のしたい事はすぐには出来ないことばかり。
目が覚めるまでにこの世界から記憶と一緒に消えて、
目が覚めないままでいて欲しい。
お願い。目が覚めるまでにこの考えを消して欲しい。
お願い。お願い。
題:病室
私がいくら頑張っても、誰もそれを分かってくれない。
お母さんや仲のいい友達は、私の頑張りを分かっていると言うけど、間違ってるよ。
わかってないよ何も。
何一つわかってないよ。
だから私の心の中は穴だらけ。
親友が居ても、友達が居ても、家族が居ても、
何故か私は独りぼっちに感じる。
それはまるで誰もお見舞いに来ない一人部屋の病室。
外から人の声がするのに、私の所までは来てくれない。
私は病室になんか居ないのに。
じゃあ私はどこに居るの?
もうなんか自分の居場所が分からないよ。
題:明日、もし晴れたら
心の私)ねぇ最近ずっと雨が降ってるよ。
私)うん。
心の私)心当たりはある?
私)うん。でも、ありすぎて分からない。ただずーっと辛くて苦しくて悲しいの。
心の私)そっか。
私)うん。
心の私)明日、もし晴れたらどーする?
私)晴れるかな。
心の私)晴れないかもしれないね。でも、もし晴れたらどーする?
私)自分探しを…頑張る。
心の私)今はちょっと雨宿りをしてるのね。
私)うん。雨宿りをしてるの。
心の私)晴れたらまた探しに行こっか。
私)そーだね。
心の私)今はまだ、見つからないけどさ、いつか私達の傘が見つかるといいね。
私)見つかるといいな。
心の私)大丈夫。ちゃんと晴れるし、傘も見つかるよ。
私)そーだといいな。
心の私)今日も頑張ったよ。また明日。
私)また明日。
題:だから、一人でいたい。
登場人物 ・私(咲希) ・美優
美優)あの!…もしよかったら友達になりませんか?
高校一年生の始業式の日前の席にいた子が話しかけてくれた。私は中学1年生の時、大事な親友と大好きな両親が死んだ。 それから私はずっと1人で誰とも話さず生きてきた。
おばあちゃん達ももう居ない。親戚のおばさんの所でお世話になっている。でも、何も話さないで暮らしている。
何を言われても無視をするようにしているんだ。
私)……
美優)あ、あの!また明日話しかけるんで!あ、えーっと私の名前!私の名前は美優って言うんです!忘れないでください!!
私)!?
美優)??どーしたんですか!
私)…ぁ、ぃゃ、…
美優)えっと、とりあえず!また明日です!!
忘れないでください…か。忘れないよ、忘れるわけないじゃん。。てか、忘れられないよ…
美優)おはよう!!…あー、昨日聞き忘れた!名前何!
私)……
美優)あ、勝手にタメ口にしちゃった(>_<)ごめんなさい!タメ口でもいい?
私)……
美優)あぁ名前!名前教えてよー!
しつこい子だな…でもやっぱ似てるな。
少しくらい話してもいっか。
私)咲希。
美優)咲希ちゃんって言うんだ!可愛い!!
私)…ありがとう。
美優)私の事は呼び捨てでいいよ!!
私)……わ、わかった。私も、呼び捨てでいい。
美優)うん!分かった!咲希よろしく!
私)よろしく。
美優)名前言ってよぉw
私)…美優よろしく。
美優)うん!!
あぁダメだ。涙が…
美優)…ねぇ咲希?どーした?
私)あぁ……いやなんでもなi
美優)なんでもいい訳ない!!
私)ほんと、なんでもないから。
美優)ちょっとこっち来て。
私)な、なに。
美優)ここなら誰も居ない!言ってごらん、大丈夫、ゆっくりでいい、何があったか教えて欲しい。私が嫌なこと言っちゃったならほんとにあやまる!
ぁぁもう、ほんとにダメだ。
似てるの。ほんとに似てる。
結構強引な所も、声も、しつこい所も、顔も、髪型も、全部似てる。
私)私の大事な親友が中学1時に死んだの。両親も死んだ。
親友の名前はね……
美優)うん。
私)美優。
美優)そーだったんだ。
私)うん。ねぇ美優
美優)なぁに。
私)似てるの。美優に。声も顔も仕草も、しつこい所も、強引な所も髪型も全部、全部似てる。話す時髪の毛を耳にかける癖も、爪の形が縦長で指が細くて綺麗な所も、全部……全部似てるの!!
私は泣きながら話した。
美優)そっか。。ねぇ、私の親友になってよ。
私)え?
美優)そんなに似てるならさ、親友になろ!でさ、美優ちゃんと行った所以外の所にもたくさん行こ!ね!
私)……やだよ。
美優)んー、どーして?
私)もう失いたくない。もう大切で大好きな人を失いたくない。。誰が死んでも悲しまなくていいようになりたい。だから人とは話さないできたんだよ。でも美優を見たら無視なんて出来なくて、しつこいなって思ったけど、そこも私の大好きな美優と一緒だったから。。だから、だから…
美優)うん。ねぇ約束するよ。私はどこにも行かないよ。
私)嘘だ。
美優)ほんとだよ。咲希、ずっと一緒だよ。
私は信じたかった。だから頑張って信じた。
ずっと一緒って言ってくれたのが嬉しかった。
私)うん。わかった。絶対だよ。
美優)うん(*´︶`)
高校三年生になった。
私と美優は親友でとても仲が良いんだ。
色んな所に2人で行った。
美優が大好きで大切だ。
どこにも行かないでね…
その願いは叶わなかった。
卒業式の日、帰り道に美優は通り魔に会った。私と一緒に帰ってた。美優は隣で死んだ。
あぁ。まただ、死に方も一緒だ。私の手をそんなに強く握って、泣いている。美優の目に写った私の目からも涙が溢れている。
ぁぁ。これだから私は一人でいたかった。
大切な人を作ると、その子が居なくなった時は私はどん底へ落ちていく。だから、だから、一人でいたかったんだよ。ねぇ美優。美優…もう、もう親友も何もつくらないよ。ずっと一人でいるよ。でも、もう一回、もう一回だけでいいからさ、言ってよ…ずっと一緒だよって。
大切な人が増える度私は胸が苦しくなります。
死んでしまった訳では無いです。
でも、離れていってしまったらどうしようって、
苦しくなります。1人だったら良かったのかなって思う時が沢山あります。。
題:澄んだ瞳
貴方の澄んだ瞳にはいつも私が写っている。
貴方から見た私の瞳には貴方が写ってるよね。
ねぇ好きだよ。
貴方はどーかな。