題:嵐が来ようとも
嵐か。自分が逃げている。
私はここにいるのに、じゃあ君は誰。
私は必死に逃げている。
そんななか嵐に立ち向かう子が居た。
私は目が覚めた。
夢だった…
私は考えた。
「私は逃げてたんだ。心の嵐が来ようとも、私は逃げてはいけないんだ。逃げたら負ける。立ち向かうんだ…」
でもすぐにそんなこと出来るわけない。
少しづつ頑張っていこう。
題:お祭り 主人公は妹です。「私」と書きます。
中3妹の名前…さゆり
高2姉の名前…やよい
母の名前…ともえ
父の名前…ゆうすけ
姉)ねぇ今日お祭りあるらしい。友達に誘われてるから行ってくる。
母)え??そういう事は昨日とかに言っといてよ。まぁ行ってらっしゃーい。あ、ご飯どーするの?
姉)屋台に売ってるの適当に食べて済ませるから要らない。
母)はーい。気をつけてねー!
姉)うん。
最近お姉ちゃんは反抗期で家族みんなに冷たいんだ。
もう少し柔らかい言い方できないのかなぁ。
私)ねぇお母さん!私もお祭り行きたい!!
母)友達と行ってきなさーい(*^^*)
私)……友達…うん、わかった(˶' ᵕ ' )
母)ご飯は屋台で売ってるの食べるのよね!お金あげる!お姉ちゃんには内緒よー!
私)…うん!ありがとう!行ってくるね!
母)行ってらっしゃい!
私は外に出た。。。
父)ともえー
母)あら、どーしたのよゆうすけさん
父)さゆり、なんか元気なかったと思ったけど気のせいなのかな。。
母)きっと私たちと行けなかったのが寂しかったのよー!
さっ!私たちは私たちで楽しくご飯食べたり映画見たりしましょ!
父)そーだなぁ!楽しむか!
その頃私は……
私)友達か、
私は学校でいじめにあっている。親には言ってない。
友達すらいない。いつも独りなんだ。
私)一応ちらっと見ていこうかな。
お祭りは賑やかだった。私の見る限り一人の人なんて見当たらなかった。
私)うわぁ。めっちゃいる…とてもじゃないけど私1人で入るなんて出来ないよ。。どうしようかな…お母さんは友達とお祭り行ってるって思ってるもんねー。コンビニでご飯買って公園にでも行こうかな。
そう思った瞬間近くにお姉ちゃんが居ることに気が付いた。私はとっさに木の影に隠れた。
姉)えー!まじか!
姉友)まじまじwてかお祭り混みすぎじゃね?ww
姉)それな?wあ、親にお金もらった?
姉友)え貰ってないわ。貰った?
姉)いや貰ってないw
姉友)なんだ一緒じゃーん!あー絶対金欠になるw
………………………
私)……いいな…楽しそう。私にも友達いたらしょうもない事で笑ったりして、すごく楽しいだろうな…
私の目から涙が溢れ出てきた。
私)え?なに。。なんで?なんで私泣いてるの?
私は涙が止まらなくて焦りだした。
ご飯を買いにコンビニに行きたいけどこんな顔じゃ行けないからとりあえず少し離れた公園に行った。
私)……私、今すごく哀れだな。周りから見た私ってどんな感じなんだろう。
私は中学一年生から振り返ってみた。
そしたらなんだか心が苦しくなった。
締め付けられる感じで目からはまた涙が溢れだしていた。
私)もうやだよ。何も楽しくない。ただただ苦しいだけじゃん。疲れたよ。
その時。急に体が操られているかのような感覚になった。
そして目が見えなくなった。何が起こったのか分からなかった。気がつくと私は人のいない神社のお祭りでポツンと立っていた。
私)え?…ここどこ?お祭りだよね。ここ。屋台あるけど。え、人がいない。何?どういうこと?え??
暖かい風が私を包み込んでいる感じがする。
なんだか力が抜けていく。足の力が抜けて膝から崩れ落ちた。
私)痛い!!!うわ!血だ…ちょ、まって1回たった方が良いよね。
私は立とうとした。でも立てない。
私)え?なんで…?なんでなんでなんで!!!ねぇなんなのコレ。やめてやめてやめて!誰かいるの?何してるの?私に何してるの!!
私は必死になって見えない誰かに話しかけた。
すると、どこからか声がした。
謎の声)ねぇあなた。もしかして自分は不幸だとか思ってる?もうやだって思ってる?
私)え?だ、だれなの。だれ…だれ!
謎の声)私の質問に答えなさい。
私)っ……思ってるよ。だってそーなんだもん。辛いんだもん。
謎の声)へぇ。あなた、自分のした事記憶の中から上手く消せた訳ね。
私)は?何言ってるの??私は何もしてない。
謎の声)そーかそーか、でもあなたの記憶の中に無いものを私は持っている。もう一度あなたに戻してあげるよ。
私)え?なにいって……ッア゙頭が痛い。。ねぇ何したの。やめて!あなた誰なの!
謎の声)……私?私はここの神社の守り神。
私)え?
守り神)まぁとにかく。思い出した?あの時の事を。
私)あの時?あの時っていったi…え。
守り神)思い出したのね。あの時あなたがしたこと。
私)まって、この神社…私が…私…が…
息が荒くなっているのがわかる。暖かかった空気が冷たくなり鳥肌が立った。
私)あぁ。そーだ。そーだった。私は…あぁそーだ。私は…わた、わ、わたしは…
上手く話せない。。。あぁそうだ。
私は一昨年の今日クラスのみんなでこの神社に集まって仲良く遊んでたんだ。私はクラスの中心だったんだ。私の言ったことを聞かなかった男子が居たからムカついて仲間はずれにしたんだ。そしたらその子が泣いちゃって…でも私はそんなの気にしないでみんなと遊んでたんだ。その子が
私に謝ってきたからしょうがなく許してやった。それで、その子を色んな事に使ってた。私はその子に無理な命令をしたんだ。崖の上にある綺麗な花を取って来いって。その子は本当に取りに行ってしまった。女王様気分で大きな岩に座って登っているのを見ていたらその子がいなくなった。みんなの叫び声が聞こえる。私は視線を下にしたくなかった。分かっていたから。その子は…落っこちて死んだんだ。あぁそーだ。私はある意味人を殺したんだ。私が命令したからその子が死んだ。私は必死に記憶の中から消したんだ。みんなが私にいじめをする理由はこれだったんだ。
私)あ、あぁ、あぁごめんなさい。。
手と足が震えている。
私)ッア゙……
痛い。なんだ?何があったの。
ポタ…ポタ…
え?
私)なに。頭が痛い。
私は頭を押さえた。
手が濡れた。そして独特な匂いがした。
血だ。
私)やだ、なに、なんで。え、??
守り神)私はあの時お前たちのことを見ていた。お前は自分のした事から逃げた。あの少年の気持ちも考えないで…
私)だ、だからってなんで血が…え、。。
私は分かった。今から何が起こるのか。
守り神)お前は今から少年と同じようになってもらう。
だが崖には登らなくていい。勝手にお前の頭が潰れるだけだ。
私)まって!おねがい!まっ…
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姉)ただいまー
母)おかえりー!
父)あれ、さゆりは?
母)やよいー!さゆりと会った?
姉)さゆり?今日来てたの?
母)え?…やだ心配……もうこんな遅いのよ?
父)スマホは?
姉)は?机にさゆりのスマホあるじゃん。
父)え、じゃ、え警察に言うか?
母)ええ、そーしましょ。。
母)あの、私の娘が……帰ってこなくて。
(詳しく説明した。)
警察)分かりました。すぐに見回りにいきます。また後で連絡します。
母)はい。あ、写真を渡しに行きます。
警察)はい。
後日連絡があった。
警察)○○神社で遺体が発見されました。
神様が降りてきてこう言った…
「ありのままの自分を見せる事ができた時、それはあなたが強くなった証拠です。」
私はいつか強くなります。絶対に。